何かに打ち込んだり、熱中したり、「もっと上達したい」と頑張っていると、ふと「もっと早くこれを始めていれば…(今ごろもっと上達していたかもしれない)」なんて思う瞬間があります。
私も最近趣味のストリートダンスにはまっていまして、「もっとかっこよく踊りたい」と思うたびに「もっと早くから始めていれば…」なんて考えてしまうのです
でも、物事には人それぞれのタイミングがあって、しかるべきタイミングで出会いやご縁があるんだろうな~なんて思いました。
もっと早くから(本気で)やっていれば…と思った
趣味でストリートダンスを習っていて、今は週に4クラス受けています。
実は今通っているダンススタジオに入ったのは5年ほど前なのですが、入会当初は週に1クラスしか受けていませんでした。
そうこうしているうちに消化できないレッスンカードがどんどん溜まっていき、レッスンカードを消化しようとたまたま受けてみたレッスンがきっかけでダンスに熱中するようになりました。
今もHIPHOPとPOPPIN'というジャンルでお世話になっている先生のクラスなのですが、それをきっかけにして通う回数がだんだん週2回、3回…と増えていきました。
気づいたら週に4クラスも通っていて、会社の人に言うとだいたいドン引きされます(笑)
それから発表会に初めて出てみたり
ブレイキン(パリ五輪の種目にもなった!)に挑戦してみたりして
ダンスライフを思う存分満喫しております(*´ω`*)
私の通うダンススタジオには中高生の子も多く通っているのですが、小さいころから何年も続けている子が多くて、そういう子たちはやっぱり上手です!
そしてそんな子たちを見ていると、「私ももっと早いうちから本気でダンスに打ち込んでいれば…」と思うことがたまにあります。
あと、ブレイキンの技とかは体力的にキツイときも多々あり「10代のときにやりたかった…」と思うことが正直めちゃくちゃあります(笑)
でも、物事には人それぞれのタイミングがある
でも、私が今ダンスに打ち込んでいるのも、30歳を目前にしてブレイキンに挑戦し始めたのも、きっとそれが「私のタイミング」だったんだろうなと思います。
逆に、今このタイミングだったからこそ
- お世話になっている先生方やダンス仲間たちとの出会いがあった
- ミニマリストなおかげで、時間もお金も余白たっぷり。好きなことに存分に打ち込める環境がある
こういった良いこともありました。
逆に、今このタイミングでダンスに打ち込むようになったのは、ミニマリズムを実践して不要なものを手放し、自分が本当に好きなことを見つめなおしたおかげなのかもしれません。
何かを始めるのに最適な年齢というのはたしかにありますが(習い事のようなものだと、小さいころからやるほうが上達は確実に早い)
何歳になっても遅いということはないし、あとから振り返って「あの時が自分のタイミングだったんだな」と納得できるようなことが必ずあるのだと感じました。
「何かを始めるのは何歳になっても遅いということはない」というのは、お世話になっているダンスの先生がよく口にしている言葉でもあります
まったく関係ないと思っていたものがつながるときがある
10代の頃は学校の部活動をずっと続けていましたが、ダンスとはまったく関係ない吹奏楽・オーケストラをやっていたので(ダンス部がなかったのもありますが)「10代からダンスしていればよかったな~」と思うことも多々あります。
ただ、最近ダンスをしている中で「吹奏楽やオケで身に付けた力やスキルが役に立っているのかも…?」と思うことがちょこちょこあります。
たとえば「音をよく聞く」こと。
ダンスは音楽に合わせて体を動かすことがとても重要です。レッスンでも毎回、基礎練習としてリズム取りをしますが、とくに「早取りにならないように!」といつも先生が言っています。(※早取り=音楽よりも早く体が動いてしまうこと)
私は10代の頃にずっと音楽をやっていたおかげが、周りの音がよく聞けるので「リズム感がいいね」と褒められることがあります。
あとはソロなど、自分で振りを考えたりするときは「どこの音を取って、どんなふうに表現するか」も大切。これも、音をしっかり聞けていないとできません。
「点と点がつながった」感じがありました
「10代の頃からダンスをやっていれば…」とも思いましたが、もし10代の頃に吹奏楽・オーケストラをやっていなかったら「周りの音をよく聞く」ことができていたかどうか分からないので、吹奏楽・オーケストラをやってきたことが無駄ではなかったのだなと実感しました。
まとめ:目の前のことに一生懸命取り組んでいきます
今回は、「物事には人それぞれのタイミングがある」という話と「まったく関係ないと思っていたものが実はつながっていたりする」と感じた経験についてシェアさせていただきました。
何かを新しく始めたり、上達を目指して打ち込んでいたりすると「もっと早く始めていたら(今頃もっと上達していたのに)…」と思うこともありますが、それが自分のタイミングだったんだと割り切って、とにかく目の前のことに一生懸命取り組むことが大切です。
どんなに考えても過去は変えられません
逆に、今だからこそよかった!と思えるポイントもたくさんあります。
とくに、若い頃(学生時代)は時間はあるけどお金があまりなかったので、欲しいものややってみたいことでも我慢せざるを得ないこともありましたが、社会人になってからは自分でお金をしっかり稼いでいるので、やってみたいと思ったことや自己投資にしっかりお金を使えるようになり、全体的な満足度が上がったと感じています。
「あのときこうしていれば…」ばかり考えるのではなく、今目の前にあることに一生懸命取り組む。そうすることで毎日を楽しくすごすことができるし、毎日が楽しくなれば人生全体の幸福度も上がっていくと思います。
ダンスはこれからも楽しみつつ続けていきたいです!