ブロガー仲間のponpocoさんより、新刊『66歳、まずやってみる。人生を愉しむシンプル暮らし』をご恵贈いただきました。
前回に引き続き、ありがとうございます!
ponpocoさんからは以前も著書をご恵贈いただいていて、こちらの記事にて感想を書いています。
今回の本はponpocoさんのお母様であるpocohahaさんのシンプルライフを題材として、老前整理や自分の好きなことを思いっきり楽しむ暮らしについてのアイデアが詰まった一冊となっています。
pocohahaさんは、ponpocoさんのブログにもたびたび登場されています
66歳というと私の両親よりもすこし上の世代ですが、pocohahaさんの発想力や考え方、心の持ち方などについては共感した点や感銘を受けた点がたくさんありました。
pocohahaさんに近い世代の方はもちろん、私くらいの若い世代の方でもとても参考になる内容が多いと思います。
共感した点、感銘を受けたフレーズなど
ここからは、pocohahaさんが実践されているシンプルライフのアイデアの中で共感した点や、感銘を受けたフレーズなどを紹介していきたいと思います。
体力と気力があるうちに大きいものを減らしておく
60代を迎えてから体力のおとろえを感じ、自分で動かせない・処分できない大きな家具の手放しを決意したというpocohahaさん。
嫁入り道具の桐のタンスをテレビ台にリメイクしたり、背の高い食器棚を上下に分けて半分にしたり、ダイニングテーブルを現在の暮らしにあったサイズのものに買い替えたり…
その発想力と工夫、行動力にはとても驚かされました。
私は特に老前整理や終活などを意識しているわけではないのですが、女性の一人暮らしということもあり「自分一人で持ち上げられない家具・家電は持たない(冷蔵庫と洗濯機は除く)」ことに決めています。
災害時の危険が減ることはもちろんですが、模様替えや処分のときも自分一人で対処できるようにするためです。
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pocohahaさんの「いま持っているものを、ライフスタイルに合った形にリメイクして使い続ける」という姿勢がとても素敵だなと思ったので、自分もできそうなものがあればチャレンジしてみたいです!
健康に良いとされるものは自分に合ったものを無理なく取り入れる
毎日を健康にすごすため、食生活には特に気を付けているというpocohahaさん。
サバ缶や納豆、押し麦、高カカオチョコレートなど、健康に良いとされる食品を無理なく、継続して取り入れる食生活にはとても共感するところがありました。
「健康的な食生活」って、ダイエットとかと同じで結局続かないと意味がないですからね…
pocohahaさんも本の中で言っていましたが、手間や費用とのバランスを考えて自分に合ったものを続けていくことが何より大切です。
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"対話"と"感謝"を大切にする
私が家族関係で大事にしていることは"対話"と"感謝"です。
長年連れ添った夫婦や家族であっても、それぞれ違う個性を持った別の人間なので、「何も言わなくてもわかってくれるだろう」と思わない方がうまくいく気がします。
ponpoco著『66歳、まずやってみる。人生を愉しむシンプル暮らし』より引用
pocohahaさんのご主人は、pocohahaさんとは対照的な「ものを捨てられない」性格のマキシマリストだそうですが、お互いにあまり干渉しすぎないようにすることで夫婦仲も良好だそうです。
昔はワンオペで育児や家事をこなしていたというpocohahaさんですが、とある出来事をきっかけに「こうしてほしい」「これを手伝ってほしい」「これはやめてほしい」といったことを、ご主人にきちんと伝えるようにしたそうです。
すると、ご主人が家事をやってくれるようになったり、pocohahaさんが気になっていたことが一部改善されたりしたのだとか。
このエピソードを読んで、「他人は変えられない」と諦める前に、自分の思っていることや「こうしてほしい」という要望をきちんと言葉にして伝えることの大切さを感じました。
私自身、家族(特に母親)との関係が微妙で、実家にも年に一度くらいしか帰らないのですが
そういえば、自分の思ったことや家族に対して不満に思ったことを「こうしてほしい」「これはやめてほしい」とはっきり言葉にして伝えたことってあまりなかったかもしれない…と考えてしまいました。
今は実家から離れて一人暮らしをしているし、両親もまだ健在なのでこの距離感のままでいいかなという気もしますが、今後両親や実家になにかあった際にはきちんと話さなければならなくなるかもしれません。
「どうせ分かりあえない」と諦める前に、必要なときはきちんと対話することが必要だと実感しました
推し活は心や生活を豊かにしてくれる
pocohahaさん、某メジャーリーガー推しだそうでして。
最初は選手個人を推していたそうなのですが、だんだんチームメイト全員に情が移って今では「箱推し」状態なんだそうです(笑)
私も推しのグループ(EXILE、三代目)は基本箱推しなので共感しかありませんでした…!
推しがいることで生活に彩りやハリが出るし、推しやグループが頑張っていることで「私も頑張ろう!」っていう前向きな気持ちになるんですよね。
年齢を重ねて、体調が優れないことや気分が落ち込むことが増えましたが、推しやチームメイトが一生懸命プレーする姿を見て、「自分も前向きに頑張ろう!」と明るい気持ちになり、元気の源になっています。
ponpoco著『66歳、まずやってみる。人生を愉しむシンプル暮らし』より引用
何歳になっても、「推し」という存在がいることはとても尊いことだし素敵なことなんだなあ…としみじみ感じました。
またpocohahaさんは推しをきっかけに野球の面白さを発見したり、最新情報をチェックするためにSNSを始めたりしたそうですが、推しがきっかけで新しい世界を知ったり、なにかに挑戦したりすることもとっても素敵なことですよね!
私もこれからもずっと今の推しを推し続けるかもしれないし、もしかしたら途中で推しが変わるかもしれませんが、「推し活」はずっと続けていきたいと思います。
推しの力は偉大!
まとめ:若い世代の私が読んでも参考になることが多い本でした
今回は、ブロガー仲間のponpocoさんの新刊『66歳、まずやってみる。人生を愉しむシンプル暮らし』を読んで共感したことや感銘を受けた点などを紹介しました。
pocohahaさんは66歳ということで、私の両親よりすこし上くらいの世代です。
正直まだ20代の私は老前整理や終活についてあまり深く考えていませんが、pocohahaさんの
「好きなことを思いっきり楽しむために、暮らしをシンプルにする」
「面倒なことや手間のかかることは未来の自分に託すのではなく、すぐにやってしまう」
こういった考え方はとても参考になったし、感銘を受けました。
また本の中には写真もたくさん掲載されていて、pocohahaさんの暮らしや愛用品などがとっても素敵に紹介されているので、パラパラとめくってみるだけでもとても楽しめました。
いろんな世代の方におすすめしたい本ですので、ぜひ読んでみてください!