パンツの丈を直したいのだけど、お直しに出すと高いしなあ…。不器用だから裁縫もできないし、もっと簡単に裾上げをする方法はないかな?
この記事は、こんな方に向けて書いています。
普段、仕事で黒のスラックスを履いているのですが、若干丈が長く、いつもモヤッとしておりました。
- お直しに出すか?→元値2,000円くらいなのに裾上げすると1,000円以上かかる
- 自分で裾上げ→不器用すぎて無理
- ならば裾上げテープは?→縫わなくていいし最高じゃん
いろいろ考えた結果こうなったので、今回は裾上げテープの使用レビューを書いていきたいと思います。
パンツの丈を直したいけど、お直しに出すのは高いし、自分で縫うのは無理!という方は、ぜひ最後までお付き合いいただければと思います。
KAWAGUCHI 水に強い布用両面テープを使ってみた
私が今回購入したのは、【KAWAGUCHI 水に強い布用両面テープ】(幅20mm×20m)です。
幅はもっと狭い(細い)ものもありますが、今回は一番広い(太い)ものを選びました。
商品スペック
- アイロン不要(アイロンを使うとより強力に貼り付く)
- 貼り付けたまま水洗いOK
- 布、合皮、紙、金属、ウレタンボード、木材、ゴム、ガラス、プラスチック、発泡スチロールに貼付可能
布以外にも様々な素材に対応しているので、工作や舞台の小道具製作などにも使えそうですね。
使用上の注意
- 塩化ビニル、防水加工した繊維には使用不可
- ザラザラ、デコボコした面への使用は向かない
- 貼付後、洗濯する場合は24時間以上置いてから
袋から出すとこんな感じで、見た目は普通の両面テープっぽいです。
粘着力はかなり強力で、指にくっつくとなかなかとれませんでした。
アイロン不要の裾上げテープを実際に使ってみた
実際に、こちらの布用テープを使ってパンツの裾上げをしてみました。
果たして、アイロンなしでも上手くいくのでしょうか…?
step
1パンツを裏返して、裾上げしたい長さに折る
クリップで留めておくとやりやすいですが、あいにく我が家にはクリップがなかったので、マスキングテープで仮止めしておきました(笑)
step
2折り返した内側にテープを貼る
このとき、ぐるっと一気に貼るよりも4分割くらいにしたほうが貼りやすいです。
step
3テープをはがし、上から押さえる
両面テープの片面をはがし、上からぎゅっと押さえてしっかり貼り付けます。重い本とかを乗せておくとよりしっかり固定される気がします。
アイロンをお持ちの場合は、あて布をして10~20秒ほど当てると、よりしっかり貼り付きます
裾上げしたあとに、一日履いてみた
裾上げした次の日、早速仕事で履いてみました。
ただ、夕方くらいになると折り目の部分がゆるんできて少し気になりましたが、他人のパンツの裾をじっくりと見る人はあまりいないと思うので、気にしないことにします(笑)
洗濯してみた
一週間ほど履いたので、初めてお洗濯をしてみました。
裾上げしてから2ヶ月ほど経ちました(21/9/13追記)
裾上げしてから、2ヶ月ほど経ちました。
全く同じスラックス2本を交互に履いていますが、どちらも裾上げしてから十数回は洗濯したと思います。
今のところ、テープが剥がれる気配は全くありません。むしろ、洗濯するたびに粘着がどんどん強くなっている感じすらある…。
もし剥がれてしまったとしても自分で簡単に直せそうだし、今のところは満足しています!
まとめ:不器用な方でも簡単に裾上げできます
今回は、アイロンなしで簡単にパンツの裾上げができるテープをご紹介しました。
私は自他共に認める不器用の権化で、職場の先輩にしょっちゅう「なんでそんなに不器用なの(笑)」と笑われるくらい手先が不器用なのですが、そんな私でも簡単にパンツの丈を直すことができました。
ボトムスの丈を直したいけど、お直しに出すのは高いし裁縫は苦手…という方は、ぜひ検討してみてほしいです。
ボトムスの裾上げ以外にも、衣装製作や舞台の小道具製作など、いろんな用途に使えそう