先日、親知らずを抜歯してきました。
かかりつけの歯医者さんから「そろそろ親知らず抜いたほうが…」と一年くらい前から言われていたのですが、痛みも特に困っていることもなかったので、ずっと先延ばしにしていました。
今回は左側の上下2本の親知らずを同時に抜歯してきたので、抜歯当日の流れや術後の痛みなどについてシェアしていきます。
親知らずの抜歯って、腫れや痛みなど不安なこともいっぱいだと思うので(私もビビりまくっていました)本記事がすこしでも参考になれば嬉しいです。
抜歯当日の流れ
下の親知らずが完全に横向きかつ半分くらいしか出てきていないため、かかりつけ歯科では抜歯できず、総合病院の口腔外科に紹介状を書いてもらいました。
一度紹介状を持って診察に行き、抜歯と抜歯後の消毒、抜糸の予約をしました。
片側ずつ2週間程度開けて抜歯するので、それぞれ抜歯・消毒・抜糸で計6回分の予約を取りました
初回は左側の上下から。午前中は仕事に行き、午後からお休みを取って病院へ向かいました。
抜歯前に済ませておくこと
- 食事(抜糸の2~3時間前まで)
- 歯磨き
- 口紅を落としておく
処置後は麻酔が切れるまでごはんが食べられないし、麻酔が切れてからもしばらくはやわらかいものしか食べられないので、抜歯前は好きなものをたらふく食べておくことをおすすめします(笑)
病院ではまずCTを撮影され、撮影したものを見ながら親知らずと神経の位置関係などを確認し、抜歯の流れなどを説明されました。
まっすぐ生えている親知らずであっても、歯根と神経が接近していたり歯根が二股に分かれていたりすると、抜歯にかなり時間がかかることもあるようです…。
また、上の親知らずはまっすぐ生えていたので、こちらはそれほど時間かからず簡単に抜けますよ~とのことでした。
説明が終わったらいよいよ抜歯に入ります…!
抜歯の流れ・かかった時間
まずは麻酔をされましたが(部分麻酔)正直、これが一番痛かったかも…ってくらい痛かったです(泣)
その後、口部分だけ穴があいた布を顔にかぶせられていよいよ抜歯が始まりました。
まずは下の親知らずから。麻酔をしているので痛みはまったくありませんが、ドリルの音と歯を抜く音(ゴリゴリ、ミシミシみたいな)がめちゃくちゃ怖かったです。
あと、開口器?のようなものをおそらく入れられていたのですが、口をずっと開けているとだんだんしんどくなってきますね。
ただ、処置開始から歯茎を糸で縫うまでおそらく10分くらいしかかかりませんでした。
もっと時間がかかるのかと思っていましたが…上手な先生だったのかも
また、上の親知らずは3分くらいで抜けたのでもっと拍子抜けしました(笑)
上はまっすぐ生えていたので、歯茎を切ったり分割したりすることもなく、ひたすら力づくでひっぱるのみ!
下の親知らずよりも、ゴリゴリメキメキみたいな音が耳に響いたのが怖すぎました(泣)
抜歯が完了した後はガーゼを詰めてもらい「30分くらいはずっと噛んでいてください」と指示されました。
痛みと抜歯後の過ごし方について
痛みと腫れについて
「親知らずを抜くと頬がものすごく腫れる」というのはたびたび聞いていたので、覚悟していたのですが…抜歯直後はそれほど腫れませんでした。
また、痛みは抜歯の3時間後くらいが一番強かったです(おそらく麻酔が切れるとき?)
痛み止めをもらったので、麻酔が切れ始めるくらいに一錠飲んだらおさまりました。
その後は痛みもほとんどなく、痛み止めも飲んでいません。
抜歯が短時間で終わったので、もしかしたら痛みや腫れがすくないことと関係あるのかもしれません
抜歯した翌日の朝に傷口の消毒に行き、午後からは仕事に行きました。
仕事中はいつもより若干体がだるいかな~と思いましたが、痛みやしびれなどはなく、仕事にも特に支障は出ませんでした。
抜歯後にやってはいけないこと
抜歯後、やってはいけないことや歯磨きの注意事項などについて書かれた紙をもらいました。
抜歯後にやってはいけないこと
- つよいうがい(~1週間)
- 処置した部分の歯磨き(~1週間)
- 飲酒・喫煙(抜歯当日)
- 湯船につかる(抜歯当日)
- はげしい運動(抜歯後4~6日)
抜歯したあとにできる歯茎の穴の部分には、血餅(血のかたまりのようなもの)ができて回復に向かっていくようなのですが、つよいうがい(ぶくぶくうがい)をしてしまうと血餅が流れて、ドライソケット(骨がむき出しの状態)になってしまいます。
ドライソケットになると、強い痛みが出たり傷口の回復が遅れたりするそうです。
お医者さんからも「ぶくぶくうがいをしないでください」と繰り返し言われました
つよいうがいができないので、私はいまのところ歯磨き粉なしの歯磨き+水を含むだけのうがいを続けているのですが…口があまりスッキリしないのでちょっと気持ち悪いです。
また、入浴や飲酒、運動などの代謝が上がることをすると出血が止まらなくなるので、抜歯当日は避けたほうがいいそうです。
親知らず抜歯後の食事
抜歯から1週間くらいは、やわらかいものを反対側の歯で噛んで食べるように言われました。
私が現在までに食べているものは、次のとおり↓
- おかゆ
- うどん
- あたためた豆腐
- 納豆入り玉子焼き
- ほうれん草のおひたし
- 茶碗蒸し
- ところてん
- ヨーグルト
- バナナ
- 小さく切ったりんご
- どらやき
また、飲み物はコーヒーや緑茶、プロテインなども飲んでいます。
傷口の回復を早めるためにも、たんぱく質などがしっかり摂れる食事を心がけています。
一週間後からは、通常の食事に戻して抜歯した側で噛んでも問題ないそうです
まとめ:歯は一生ものなので大切にします
口腔外科で上下の親知らずを2本同時に抜歯したので、流れや痛み、抜歯当日の過ごし方などをシェアさせていただきました。
かかりつけの歯医者さんに「そろそろ親知らず抜いたほうがいいですよ」と言われてからだいぶ放置してしまったのですが、思ったほど時間もかからなかったし、痛みや腫れもひどくなかったのでよかったです。
親知らずを抜いたことで、しばらくやわらかいものしか食べられず歯磨きもしづらい状態が続いているのですが、あらためて「歯を大切にしよう」と思いました。
歯は一生使うものなので、日々のケアを怠らずしっかりやっていきたいと思います
来月は反対側の親知らずも抜くことになっているので、頑張ります!
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