ミニマリストを目指すオタクがグッズを断捨離して気づいたこと

2020年11月17日

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すこし前に、集めていたオタクグッズをほとんど手放しました。

それまで私は、部屋に飾ったグッズは埃をかぶっていて、クローゼットの中にも飾りきれない・使いきれないグッズがたくさん眠っていました

グッズってライブの思い出があったり、中々手に入らないレアなものだったりして、捨てるのが難しいですよね。

しかし、ずっと手放せなかったオタクグッズを思い切って手放してみたところ、以前よりも「好き」という純粋な気持ちでオタ活を楽しめるようになりました。

今回はグッズを手放せなくて困っている方・悩んでいる方向けに

  • 私がグッズを手放した理由
  • 手放してみて感じたこと・気づいたこと

についてお話ししていきたいと思います。

オタクはとにかく物が増えやすい

オタクはとにかく物が増えやすい

私は現在EXILE TRIBEのオタクをやっていますが、この界隈に限らず、オタクはとにかく物が増えやすいと思います。

オタクが増やしがちなもの

  • ライブグッズ(ペンライト、タオル、Tシャツ)
  • CD、DVD
  • 写真集、ライブフォトブック
  • アクリルスタンド、フィギュア
  • 小物類(キーホルダー、缶バッジ)

推しに熱中すればするほど、物が増えていくのがオタクの性というものなのでしょうか…

私がグッズを集めていた理由

なぜあんなにグッズを集めていたのか。

収集していた当時は考えたこともありませんでしたが、ほとんど手放した今だからこそ理由を考えてみました。

周りに対する見栄

完全にこれがほとんどでした。

おそらく「グッズをたくさん集めている=推しにたくさん貢いでいてすごい」という考えが心のどこかにあったのだと思います。

EXILE TRIBEにはまりたての頃は、「グッズを買わなきゃ!」と張り切ってライブグッズを買ったり、ライブ会場でガチャガチャを回しまくったりしていました。

以前よく一緒にライブ参戦などをしていた友達はグッズを大量に買う子だったので、友達が買っていると「私も買わなきゃ!」という謎の義務感に駆られて、買ってしまっていました。

でも、グッズって(というかグッズに限らないかもしれませんが)買って手に入れたその瞬間が満足度のピークで、「本当に心の底からほしいと思っていたのか?」と問われると、正直微妙なところです…。

結局、缶バッジやキーホルダーを山ほどつけた痛バも、旅先でぬいぐるみやアクリルスタンドと一緒に写真を撮るのも、SNSにアップしてみんなに見てもらって、いいねがほしかっただけなんだと思います。

グッズを集めて自己満足に浸っていた

グッズを大量に買っていたのは、本当に欲しかったというよりも

「グッズ大量買いして諭吉○人溶かしたww」

「○○のグッズに給料貢いだww」

こんなふうに、やばい人を演出して自己満足していただけです。

その証拠に、周りと競い合うようにしてグッズを買って集めることを、だんだん苦しく感じるようになっていきました。

一つ一つが安いものではないし、部屋もごちゃごちゃになるしで、大好きな推しを追いかけているはずなのになんでこんなに苦しい思いをしているんだろう?と思っていました。

オタクグッズを手放して気づいたこと

グッズたちを手放すのは、正直すごくしんどかったです。

友人に譲ったりフリマアプリで売ったり、なるべく次にお迎えしてくれる人を探すようにしましたが、どうしても引取手が見つからずゴミとして処分したもの。

でも、大量のグッズを手放したことで気付いたことや見えてきたことがありました。

自分の好きなものが明確になった

オタクグッズを手放す過程で

「私が本当に好きなことはなんだろう?」「一番大切にしたいことはなんだろう?」

と、ずっと考えていました。

その結果、私の中で一番楽しくて大切にしたいことは、ライブに足を運んで推しのパフォーマンスを観ることだと確信しました。

特に今年はコロナ渦でリアルライブがほとんど開催されなかったので、尚更ライブが好きだと再認識できたというのもあります。

楽しかったライブの思い出は自分が忘れないかぎりずっと残り続けるので、グッズなどの物を収集するよりもライブなどの体験を大切にしていこうという気持ちになりました。

推し活はマイペースにやればいい

推し活は誰かと競ってするものではなく、マイペースに、自分の好きなように楽しめばいいということに気づきました。

グッズをたくさん買うことだけがオタ活ではないですし、たくさん買っている・持っているファンがえらいわけでもありません。

グッズを買わなくたって、推しを応援する方法は他にいくらでもありますよね。

周りに張り合うようにグッズを買いまくったり、SNSでいいねをもらうためにオタ活をするのではなく、自分の「好き」という気持ちを大事にしながらマイペースにやるほうが楽しいし幸せになれるということに気付きました。

好きなものを選んで楽しめばいい

私が今いる界隈は、ありがたいことに日々とても供給量が多いです。

新曲の発表、ライブツアーの発表、出演するドラマや映画、ファンクラブのイベントetc…

昔は供給が少ない界隈にいた時期もあったので、多いこと自体はすごく嬉しいのですが、全部追いかけるとなると正直かなり大変です

ライブに行ってグッズを買って、推しのSNSとブログをチェックして、出演する映画にテレビ番組を観て、雑誌を買って…自分のスケジュールもお財布も追いつきません。

供給されるすべてに対して、全部追いかけて、全部持っていないと"ファン""オタク"と名乗ってはいけないのではないか、と勝手に思っていた時期がありました。

でも、どうやって応援するのか、推し方は人それぞれ。

グッズの話ともかぶりますが、追いかけている情報が多い・知識量が多い=えらい・本当のファン、というわけではないです。

私は「推しに貢ぎたい!」という気持ちでグッズを買っていたこともありましたが、冷静に考えてみたら多分私一人がグッズを買ったぐらいで推しのお給料はそんなに増えません。(多分)

であれば、自分が無理なく楽しめることが一番大切。

たくさんある中から、自分の好きなものだけ選んで楽しめばいい。

今ではそんなふうに気楽に考えられるようになりました。

みつまる

「オタ活はビュッフェみたいなものだから、食べたいものだけ選んで食べればいいの」って言っていた子がいて、なるほどなと思いました

まとめ:グッズを手放したことで本当に好きなことが見えてきた

まとめ:グッズを手放したことで本当に好きなことが見えてきた

今回は、私がオタクグッズを手放した理由と、手放して気づいたことについてお話ししました。

グッズを手放す過程で「私が本当に好きなことはなんだろう」「本当に大切にしたいことってなんだろう?」と考え続けていたので

「一番好きなのはライブで推しをパフォーマンスを観ること!」と、胸を張ってはっきり言えるようになりました。

また、以前よりも「好き」という純粋な気持ちでオタ活を楽しめるようになりました。

今後はグッズなどのモノにお金をかけるよりも、ライブなどの「経験」にお金をつかって、楽しい思い出をたくさん増やしていきたいと思います。

ミニマリストとはただ単に持ち物が少ない人ではなく「何かに一点集中するために他のものを手放す人」ですが、この考え方に則ると私もミニマリストとオタクの両立ができているのではと感じています。

私はライブなどの体験にお金をかけて楽しい思い出を増やしていきたいと思ったので、他のもの(グッズ)を手放しました。

この記事を読んでくださっているあなたも、自分が好きな物事の中で特に最優先したいことは何かを考えていくと、より楽しめるようになるのではないでしょうか。

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