最近、レンジでチンしてふかしたさつまいもが美味しくてたまりません、みつまるです。
私はEXILEや三代目が好きで、2019年は月に一度のペースでライブに行っていたくらいの現場第一主義オタク(?)です。
そんな私ですが、先日EXILE HIROさんの著書『ビビリ』を読みました。
EXILE HIROさんと言えば、EXILEのパフォーマーであり(勇退されましたが)EXILEの所属事務所であるLDHを作った人です(正確には少し違うのですが、長くなるので省きます)
LDHオタクの私からしてみれば、まさに創造神ゼウスのような存在と言っても過言ではありません(?)
今回は、小心者な20代がEXILE HIRO『ビビリ』を読んで考えたことについて、お話ししていきたいと思います。
ぜひ、最後までお付き合いいただければと思います。
『ビビリ』を読みました
冒頭からいきなり「僕はえらいビビリだ」という書き出しで始まります。
ビビリなだけじゃない。心配性で、気にしいで……。あ、全部同じことか。なんて、最初からあまりにもネガティブなことを書くと、読者にも引かれるんじゃないかと、すでにビビり始めている自分がいたりして。
―『ビビリ』EXILE HIRO著
EXILEといえば、一昔前は真っ黒に日焼けした怖そうなお兄さんたちがオラオラなパフォーマンスを繰り広げているというイメージ(ド偏見)だったので、これは正直驚きました。
心に残ったフレーズ
ここからは、私が特に心に残ったフレーズを4つご紹介していきます。
自分のこだわりや思い入れが、思考の柔軟性を奪い、選択肢を少なくしてしまう場合がある
そしてEXILEが誕生したわけだけれど、あのとき学んだことがひとつある。それは自分のこだわりや思い入れが、思考の柔軟性を奪い、選択肢を少なくしてしまう場合があるということだ。
―『ビビリ』EXILE HIRO著
これは、EXILEが誕生するときにグループ名をどうするか悩んだという話の中で語られています。
元々J Soul BrothersというグループでパフォーマンスをしていたHIROさんは、どうしてもその名前を残したかったそうです。
でも、チームというのはメンバーが輝くための場所であって、大切なのは名前じゃないと考え直し、EXILEというグループ名で再出発することを決意しました。
ちなみにその後二代目J Soul Brothersというグループができますが、メンバーが全員EXILEに加入して二代目は消滅します。その後にできたのが、三代目J SOUL BROTHERSです
こだわりや思い入れを持つのは悪いことじゃないけど、たしかに固執しすぎると周りが見えなくなったり、大切なことを見落としてしまいますよね。
私もかなりこだわりは強い方なので、もっと視野を広く持って、物事を俯瞰して考えようと改めて思いました。
下から目線のいいところは、相手がどんな人かが結構よくわかるということ
下から目線のいいところは、相手がどんな人かが結構よくわかるということ。自分より強い人、目上の人への態度は、みんな似たりよったりだ。だいたい猫をかぶって、いい人っぽく見せようとする。自分より弱い立場にいる相手に対する態度に、その人の人間性が出る。
―『ビビリ』EXILE HIRO著
「下から目線」はHIROさんが日頃から意識していることだそうですが、これはまさにその通りだと思います。
自分より立場が下の人や年下の人への接し方って、わりとその人の本性だったりしますからね。
会社の上司が、私たち下っ端社員には偉そうな態度を取っているのに、会社の偉い人やお客さんにはへこへこしているのを見ると正直「サムいなあ…」と思います。笑
ちなみに、EXLE TRIBEの他グループの若い子たちをたまに地上波の番組などで見ると、みんな本当に礼儀正しくて腰が低くてしっかりしていて、教育が行き届いているのだなあと感心します(誰目線w)
私が初めてEXILEのライブに行ったときも、Choo Choo TRAINやる前のコールが
「もし知っている方がいたら、ぜひ一緒に歌ってください~!」
だったので、「Choo Choo TRAIN多分みんな知ってるよ~!EXILEさん腰低すぎんか?!」と思ってました。笑
自分がやりたいことをひとまず我慢してでも、人のためにやった方が幸せを感じるという人間が大成していく
自分がやりたいことをひとまず我慢してでも、人のためにやった方が幸せを感じるという人間が大成していく。それは結局、他の人のために何かをしたときの方が、大きな力を出せるからだと思う。
―『ビビリ』EXILE HIRO著
芸能界でプロとしてやっていくためには、まずは売れなきゃ意味がない。そのためには自分のやりたいことだけやっていてもダメで、多くの人たちに認めてもらえるようなパフォーマンスをしなければならない、と言っています。
これは少々耳の痛い話ですが、まさにその通りだなと思います。
私も今ブログやツイッターで発信をしていますが、ブログで収益を出すためには自分の書きたいことだけ書いていてもダメですよね…。
結局、人に求められていることをやらないと伸びていきません。
ビビリなのは、ここいちばんの大切なときにビビらないためだとも言える
つまりビビリなのは、ここいちばんの大切なときにビビらないためだとも言える。
―『ビビリ』EXILE HIRO著
本の冒頭で「僕はえらいビビリだ」と言っていたHIROさんですが、「ここぞ」という場面では思い切りが良いのだとか。
どんなに準備したところで、絶対に成功するとは限らない。そういうときは、自分にできること、やるだけのことをすべてやったら、目を閉じ、運を天に任せ、とにかく思いっ切り飛んでしまう。
―『ビビリ』EXILE HIRO著
これはちょっと分かる気がします。私もかなり用意周到なタイプですが、突然大胆になったりするので。笑
この「あらゆる可能性を考えてめちゃめちゃ準備するけど、できるところまでやったら、あとは運に任せる」という切り替えの早さというか潔さというか、こういうの大切だなと思いました。
まとめ:ビビリも悪くない
「ビビリ」「慎重派」「小心者」ってどうしてもマイナスに捉えられがちだし、変化の速い世の中でビビってたら置いて行かれちゃうよ!と思われるかもしれません。
でも、決して悪いことばかりじゃないと思います。
例えば仕事だと、私はあらゆるトラブルを想定して、対処法を考えて、トラブルが起きないようにめちゃくちゃ気を付けて進めるようにしています。
こうするとトラブルが起きても慌てずに対処できますし、日々仕事が上手く回るようになります。
臆病なら臆病なりに、バカならバカなりに、自分の性質を十二分に生かして生きた方が、ずっと実り多い人生が送れる。
―『ビビリ』EXILE HIRO著
こう書かれている通り、人の性格なんてそうそう変えられるものじゃないので、結局自分の性分で精一杯生きていくしかないんですよね。
小心者ですごく慎重な自分の性格が嫌になって考え込んでしまったときもあったけど、「この性格を生かして精一杯生きて行こう!」という思考にシフトチェンジすることができました。
『ビビリ』を読んで、小心者の私は勇気をもらいました。
では!