2020年の春頃にオタクグッズの大規模な手放しをして、ミニマリズムを実践し始めました。
そして2020年10月からはミニマリストとして、ブログ・ツイッターで発信をしています。
「ミニマリズムには終わりはない」と思っているので、ミニマリズムを始めて2年近く経った現在も毎日が試行錯誤の繰り返しですが…
それでも最近、自分の考え方や価値観が変化してきているのを感じています。
今回は、私がミニマリストになって変わったことについて4つお話します。
ミニマリストになって変わったこと
いい意味で周りを気にしなくなった
以前の私は「他の人からどう思われているか」をかなり気にする性格で、そのせいでしんどくなってしまうことが多々ありました…。
でも実際は、他人は他人のことをそんなに気にしていないんですよね。
例えば私は、ミニマリズムを実践し始めてものを減らし、このような変化がありました。
- コスメや化粧道具を減らしたので、メイクのバリエーションが減ってメイク自体も薄くなった
- 服を減らしたので、同じ服・組み合わせを着る頻度が増えた
- 靴やバッグを減らしたので、ほぼ毎日同じものを使っている
でも、周りの人から
「メイク薄くなったよね」とか「いつも同じ服だよね」とか、一度も言われたことがないんです。
そのとき「人って案外他人のことはあんまり気にしていないんだな…」と気づき、いい意味で周りを気にせず自分に素直に生きられるようになりました。
自分の気持ちや軸をしっかり持っていることは、それだけでとても幸せで充実感のあることだと思います。
フットワークが軽くなった
昔の私は「考えるだけめちゃくちゃ考えるけど、結局何も行動を起こさない人」でした(笑)
ですがミニマリズムを実践してものを減らしたことで、身の回りのものの管理に費やしていた時間や手間が大幅に減り、
やってみたかったこと、好きなことをやってみる時間と余裕が生まれました。
今も慎重派なことは変わりませんが、以前は石橋を叩きすぎてぶっ壊してました
現状維持ってたしかにその瞬間は楽ですが、もし心のどこかに不満や「変わりたい」という気持ちが少しでもあるのなら、行動しなければ何も変わるはずがありません。
最近読んだ『習慣を変えれば人生が変わる』という本にも以下のように書かれており、心にグサッと刺さりました。
同じことを繰り返して違う結果を得ようとするのは愚の骨頂である。
『習慣を変えれば人生が変わる』著マーク・レクラウ 訳 弓場隆
以前の私は、たしかに現状に不満を抱えつつも行動を起こさないタイプでした(苦笑)
- 「長時間の通勤はストレスだし疲れるな…」と思いながらも、「引っ越しは手間もお金もかかるし…」と考えてなかなか引っ越さない
- 先が見えない世の中で不安だ…と思いつつも、副業や資産運用の勉強をしてこなかった
今は職場の近くに引っ越して、副業や資産運用等についても勉強中です!
「ミニマリズムは人それぞれ」とはよく言われますが、ものを減らして余った時間・空間・余白を何に使うか?というところにその人の個性が出ると思います。
思考がクリアになった
いい意味で物事を単純に考えるようになり、悩みやストレスがかなり軽減されました。
これは「フットワークが軽くなった」とも関係しますが
- 人様に多大な迷惑をかけなければOK
- 死ななければ大丈夫
これくらいで考えられるようになったので、何か問題が起こっても「まあなんとかなるやろ、死なないし」で流せるようになりました(笑)
あと、クリアな思考は仕事のほうでもかなり効果を発揮しています。
私はまだ下っ端の平社員ですが、業務で何か問題が起きたときに
- 今問題になっているのは何か
- どうなれば解決なのか(ゴールなのか)
- 解決するために何が必要なのか
こういった「物事の本質を見極める力」みたいなものがついてきたなと感じています。
入社してどんどん経験を積んできたというのもありますが…トラブルが起きてもあまり慌てなくなりました。
また、何か仕事を依頼されたときでも以下のようなことを瞬時に判断できるようになりました。
- この業務のゴール(最終的にどうなればOKか)
- 業務を進めるためにどんな情報が必要か
- 進める過程でどんな問題が起きそうか
- 問題が起こらないためにどうするべきか
おかげで仕事のスピードがかなり上がり、残業も減りました。
暮らしに取り入れたミニマリズムの効果が、仕事面でも発揮されはじめたのはとてもよかったです!
今を楽しめるようになった
ミニマリズムを実践してものを手放したり買ったりしていく過程で、大切な判断基準のひとつが「今、必要かどうか」。
もちろん過去の思い出品は私も大切に保存していますが
- 昔は気に入っていたけど、今は使っていないもの
- 今は使っていないけど、今後使うかもしれないもの
この2つのものはほとんど手放しました。そして、何一つ困らないということを身をもって実感しました。
結局人間は今この瞬間しか生きられないので、過去を後悔したり未来を不安に思ったりするよりも、今を精一杯生きるほうが人生楽しいんじゃないか?と思います。
もちろん将来への備え(貯蓄や自己投資等)はある程度した上でですが、今の生活を全力で楽しむようになったことで、以前よりも生活の充実度・満足感は上がりました。
まとめ:部分的にでもミニマリズムを取り入れてみてほしいです
今回は、私がミニマリストになって変わったことを4つお話ししました。
2年ほど試行錯誤しながらミニマリズムを実践していますが
「ものが減る」ことはただ単に部屋がスッキリしたり掃除が楽になるだけではなく、メンタルや行動力、仕事などいろいろなことに影響するのだなと感じています。
「最近なんだかうまくいかない…」とか「人生が退屈だな…」と感じている方がもしいれば、部分的にでもいいので、ミニマリズムを取り入れてみては?と思います。
すると、何かが少しずつ変わっていくはずです。
私も劇的に変化したわけではありませんが、ミニマリズムを実践し始めてから、少しずつ考え方や価値観、物事のとらえ方が変わってきました。
ミニマリズムには終わりも正解もないので、これからも試行錯誤しつつ、自分のミニマリズムを極めていきたいと思います。
では!