一人用土鍋でごはんを炊いてみた。炊飯器は手放せるか?

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一人暮らしを始めるけど、炊飯器って必要かな?土鍋でごはんが炊けるって聞いたことあるけど、実際どんな感じなんだろう?

この記事は、こんな方に向けて書いています。



先日、土鍋を使ってごはんを炊くことに挑戦しました。


これまでは5合用炊飯器で週末にまとめて炊く→冷凍保存して解凍して食べるという流れでしたが、土鍋を使うとごはんがおいしく炊けると聞いて初挑戦。

もしおいしく炊けてそのほか諸々問題なければ、炊飯器手放してもいいかも…?とも考えていました。


今回は

  • 一人用土鍋でごはんを炊いてみた感想
  • 炊飯器と比べたメリット、デメリット
  • 一人暮らしには炊飯器が必要か?

この3つについて、私なりに考えてみたことをお話します。


ぜひ、最後までお付き合いいただければと思います。


一人用土鍋でごはんを炊いてみた

今回はこちらの土鍋を使って、一合分のごはんを炊いてみました。

3年ほど前にAwesomeStoreという雑貨屋さんで1,000円ほどで購入しました。
冬はほぼ毎日これで鍋料理を食べています。



手順

  • 米を研いで、水に30分ほど浸けておく
  • 米を土鍋に入れて、水200mlを入れる(一合の場合)
  • まず中火で加熱。
    沸騰したら一旦火を止めて、弱火で8~10分加熱する
  • 水蒸気が出なくなったら火を止めて、フタをしたまま10分蒸らす


土鍋での炊飯は初めてでしたが、なかなかうまくできました!




土鍋でごはんを炊くメリット・デメリット

メリット①:米がおいしい

初めて土鍋で炊いたごはんを食べましたが、米一粒一粒がしっかり存在感があって(伝われ)とっても美味しかったです!


一人暮らしだと、たきたての美味しいごはんを食べるのって結構ハードルが高いです。

小さめの炊飯器でこまめに炊くならまだしも、私のようにまとめて炊いて冷凍するパターンだと、週の大半はレンジで解凍ごはんになりますよね。

一人暮らし用の小型炊飯器も、2合~の場合が多いし…。


しかし、土鍋なら一合からおいしく炊くことができるので一人暮らしにはぴったり。

みつまる

米がおいしいとそれだけで幸せ



メリット②:片付けが簡単

炊飯器に比べて、後片付けがかなり楽でした。


私はまとめてごはんを炊くので、一人暮らしには大きめな5合用炊飯器を使っているのですが…大きな炊飯窯や内蓋を洗うのはけっこう面倒。

それに、本体もたまに掃除しないと汚れがたまります。


しかし土鍋でごはんを炊くなら、洗い物は本体とフタのみ。一人暮らしキッチンの狭いシンクでも大丈夫です。


メリット③:収納が楽

一人暮らしのキッチンって、意外と炊飯器置き場に困りませんか?


以前3合用の小さい炊飯器を使っていたときは電子レンジの上に置いていましたが、今の5合用は大きくて重いので、仕方なくシンク下に収納しています。

使うとき(主に週末)だけ出して、スツールの上に乗せて炊飯しています。

収納場所

炊飯モード

しかし土鍋なら炊飯器にくらべて小さいし、コンセントも必要ないので収納場所も困らなさそうです。


デメリット①:意外と手間がかかる

炊飯中

炊飯器の場合、米を研いでスイッチを押せばあとは勝手にやってくれますが、土鍋の場合は自分で火加減を調節する必要があります。

炊飯器なら、ご飯を炊くあいだに掃除をしたり洗濯物を片づけたりと、別のことができますが、土鍋だとそうはいきません。


また、一見土鍋のほうが早く炊けるようにも思えますが、比べてみるとそうでもなかったりします。

炊飯器土鍋
炊飯前の浸水0分(炊飯機能に含)30分
炊飯35分~40分10~15分
蒸らし0分(炊飯機能に含)10分
合計35~40分50~55分

最近の炊飯器は、炊飯時間に「米に吸水させる時間」「炊飯後の蒸らし時間」等が既に含まれている場合が多いです



やはり、手軽さや手間の少なさなら炊飯器の勝利です。


デメリット②:コンロが1つふさがってしまう

コンロが2口あれば問題ないですが、一人暮らし用賃貸だと1口コンロのキッチンも多いですよね。

ごはんを炊くのにコンロが1つふさがってしまうのは、けっこう痛いと思います。


さきほども言った通り、土鍋で炊飯中は火加減などを調節する必要があるので、離れて別のことをする…ということができません。

だったらその間におかずを作ればいいのでは?ということになりますが、コンロが使えないとそれも難しいです。

みつまる

我が家は2口コンロですが、土鍋ご飯を炊いた日はちょうど鍋にする予定だったので、コンロではなく鍋が足りない、という状況に陥りました(笑)



デメリット③:まとめて大量に炊くのは難しい

当たり前ですが、一人用の小さい土鍋だとまとめて炊くのは難しいです。せいぜい1.5合が限界かと。


私は普段、4合分の米をまとめて炊いて冷凍保存し、一週間かけて食べています。

これを土鍋でやろうとするとけっこう難しいので、やはり土鍋は炊飯器のかわりにはならないな…と感じました。

自炊の頻度が低めで米もたまにしか炊かない、という方なら、わざわざ炊飯器を買うよりも土鍋で炊く方が手軽かもしれません。




一人暮らしに炊飯器は必要か?

今回土鍋での炊飯に挑戦してみて、もしうまくいったら炊飯器なくてもいいのでは…?なんてことも考えていました。


しかし、

  • 火加減調節などの手間がかかる
  • 少量ずつしか炊けない

こういった点から、私には炊飯器でまとめて炊いておくほうが合っていると感じました。


仕事から帰ってきてごはんを炊く、というのは個人的にハードルが高いと感じるので
やはりレンジで解凍してすぐ食べられるほうが手軽で良いです。


逆に、こんな方には土鍋で炊飯が向いているのではないかと思いました。

  • とにかく美味しいごはんが食べたい
  • 普段自炊はあまりしないが、たまにする
  • ご飯はこまめに炊きたい(冷凍庫が小さく保存が難しい等)



最近は電子レンジでごはんが炊けるグッズなどもあるようで、そちらも気になっています。



あと、アウトドア用のメスティンも気になっています。

以前メスティンを使っていろいろな炊き込みご飯を作っている動画を見て、すごく美味しそうだったので試してみたいなと思っています!


みつまる

一人分の炊き込みご飯が手軽に作れそうだし、フライパン代わりにもなりそうだからウィンナーとか炒めたりするのにも使えそう




まとめ:手軽さをとるならやはり炊飯器が必要でした

炊飯中(その②)

今回は、土鍋でごはんを炊いてみた感想、炊飯器と比べたメリット・デメリット、一人暮らしに炊飯器は必要か?についてお話ししました。


土鍋ご飯、お米がとっても美味しくて満足でしたが、意外と手間がかかるので私はこれからも炊飯器を使い続ける予定です。


もちろん炊飯器がなくても、なんとかやりくりしていけば生活できるとは思いますが
私にとっては炊飯器を持つデメリットよりも、メリットのほうが大きいということが今回分かりました。


土鍋や炊飯器に限らず、ものを手放すとその分手間や時間が増えてしまうことってあると思います。

何かを手放すときには、手放すことで得られるメリットとデメリットをよく比較することが大切だと改めて感じました。




ですが、個人的に「土鍋でごはんを炊く」という体験がとても楽しかったので、これからもたまにはやってみようかなと思っています。

また、電子レンジでごはんを炊けるグッズや、メスティンでの炊飯にもチャレンジしてみたいと思います!

みつまる

節約のために自炊してましたが、最近料理が楽しくなってきていろいろ実験中です



では!


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