読書家になりたいみつまるです。
時期によって波はありますが、だいたい月に5〜10冊は本を読んでいます。
読むジャンルはいろいろで、歴史小説や推理小説、社会小説、あともちろん漫画も読みます。
一年ほど前まで本は紙で読む派でしたが、今はAmazonから出ているKindle Paper Whiteという電子書籍端末を使って読書をしています。
私は一年半ほど前に紙の本をほとんど手放し、現在はこのKindlePaperWhiteをメインで使って読書をしています。
ものを減らしてお部屋をスッキリさせたい方の中には「紙の本を減らして電子書籍に切り替えようかな」と考えている方もいるのではないでしょうか。
今回はそんな方向けに、私がKindleを使ってみてよかったこととイマイチだったことについてお話ししていきます。
Kindleと紙書籍の使い分けについてもお話ししますので、ぜひ最後までお付き合いいただければと思います。
紙の本からKindleに移行してよかったこと
今覚えば本当に謎すぎるんですが、紙の本に対して異常なこだわりがありました。
「あのページをめくる感じがいいんだ!」
「紙じゃないと読んだ気がしない!」
「背表紙を眺めて本を選びたい!」
紙も電子も両方読んでみてのこだわりなら分かりますが、当時の私は電子書籍には一切手を出したことがありませんでした。
そんな私でしたが、一年半ほど前に突然思い立って紙の本をほぼ手放し、今ではほとんどKindleのみで読書をしています。
私が考える、Kindleに替えてよかったことは以下の3つです。
kindleに替えてよかったこと
- 読みたいときにすぐ読める
- 紙の本より少し安く買える
- 暗い場所やお風呂でも読める
読みたいときにすぐ読める
電子書籍のメリットといえばこれに尽きると言っても過言ではありません。
自分の好きな本を好きな時に読むことができる
本が好きな方にとって、これ以上の幸せはないんじゃないでしょうか。
紙の本を読みたいと思ったら、書店か通販で買うのが一般的だと思います。
例えば「この本読みたい!」というのがあっても、本屋さんに出向いて探すか、通販で注文して届くのを待たなければいけません。
しかし電子書籍であれば、「読みたい!」⇒「検索」⇒「ダウンロード」で終了です。
読みたいと思ってから3分あればもう読み始められます。
このフットワークの軽さは電子書籍の大きなメリットだと思います。
また、Kindleなら購入したすべての本をデータとして持ち歩くことができます。
これは、長期の帰省や移動時間が長いときなどにとても便利です。
私は毎年、お盆とお正月は実家に帰るのですが(今年は情勢が情勢なので帰省できませんでした)実家に帰ってもぶっちゃけやることないんですよね…。
田舎なので出かけられる場所もそんなになく、必然的に家にこもることになります。
なので毎回2,3冊本を持って帰るのですが、すべての本を読み終わってしまったり、気分が変わって違う本が読みたくなったり…ということもあります。
その点、Kindleですべての本を持ち歩いていれば、読みたいときにどんな本でも読むことができます。
購入もインターネット上でポチッとやれば終了なので、新しい本が読みたくなった時にもすぐに読めます。
紙の本より少し安い
電子書籍は印刷や輸送のコストがかからないため、数十円〜数百円程度ですが、紙の本よりも安く買うことができます。
Kindleだと、Amazonで頻繁にセールやポイント還元キャンペーンが開催されるので、かなりお得に本を買うことができますよ。
暗い場所やお風呂でも読める
Kindleの端末にはフロントライトが搭載されており、暗いところでも読書ができます。
フロントライトとは
画面に向かって光を当てることで明るくすることです。反対にバックライトは画面の後ろから照らすライトのことで、液晶画面はこのタイプです。
フロントライトは目に直接光が入らないので、バックライトに比べて疲れにくいです。
また、Kindke端末は防水仕様になっているのでお風呂でも読書が可能です。
紙の本をお風呂で読もうと思ったら、ビニール袋に入れたりしますが、ページがめくりにくかったり湯気でふやけてしまったりと、ストレスも多いですよね。
Kindle端末を使えば、そういったストレスもなくなります。
電子書籍(Kindle)のイマイチなところ
とても便利なKindleですが、正直「ちょっとイマイチだなあ…」と感じるところもあります。
イマイチポイント
- 中古で売り買いできない
- 購入済みの本が探しにくい
- 手軽に買えるので積読が増えた
中古で売り買いできない
電子データなので当然といえば当然ですが、紙の本のように中古で買ったり売ったりすることはできません。
例えば紙の本なら、新刊が出たらすぐさま買って、読んで売ればかなり安い金額で本を楽しむことができますよね。
が、電子書籍はそうはいきません。読まなくなった本でも、データを削除することはできても売ることはできません。
私も学生時代は、ブックオフの100円文庫本コーナーで本を買いまくっていましたが…安く本を買うというのはできなくなります。
購入済みの本が探しにくい
Kindleのライブラリ画面はこんな感じなのですが、正直本が探しづらいなーと思います…。
タイトル順、作者順など並べ替え機能は一応あるものの、持っている本が把握しづらいです。
本棚であれば、背表紙を眺めながら「何読もうかな~」っていうのができますが、それができないのは電子書籍のデメリットになるかもしれませんね…。
手軽に買えるので積読が増えた
これは完全に自分が悪いのですが、紙の本のときよりも積読がかなり増えました。笑
さきほどもお話しした通り、AmazonのKindle本ストアではセールやポイント還元キャンペーンなどが頻繁に行われます。
ゆえに「これ読みたい!今安くなってるし、買っておこう!」と買ったはいいけど、読むのを忘れる(もしくは気分が変わって読まずに放置)ということがよくあります。(私だけ?)
電子データで物理的にかさばらないからこそ、ホイホイ買ってしまうんですよね。
紙の本であれば、読んでいないものを分けて管理するなどできますが、Kindleのライブラリ機能だとなかなか難しいというのもあります。
紙の本と電子書籍の使い分け
正直いまいちなポイントもいくつかありますが、総合的には電子書籍にしてよかったと感じています。
しかし、私は持っているすべての本を電子化したわけではなく、何冊か紙で残しているものもあります。
ここでは、私なりの紙の本と電子書籍の使い分け方についてご紹介したいと思います。
基本的にはKindleで探す
読みたい本があるときは、まず最初にKindle本ストアで探します。
Kindleは取り扱いが幅広いので、これまで読みたい本がなかったことはまずありませんでした。
小説やビジネス書のような文字中心の本であれば、Kindleで購入します。
イラストや写真が多い本、参考書は紙で購入
イラストが多い本や、参考書、雑誌、その他手元に残しておきたい本は紙で数冊残しています。
電子書籍と紙の本の使い分けについては、こちらの記事もぜひ参考にしてみてください。
「本は紙!」のこだわりをもっと早く捨てればよかった
いつでも、どこでも、好きな本が読めるのは本当に快適だし幸せなことです。
100冊近く持っていた紙の本はほとんど手放し、今では数冊しか残していません。
今はKindle Unlimited(月額980円で読み放題)にも入会しているので、電子書籍生活が捗りまくっています。
そう思うくらい電子書籍はメリットがたくさんあったので、迷っている方にはぜひおすすめします。
知識欲や好奇心は無限だけど、本を置けるスペースは有限です。
では!