ものを捨てるときに罪悪感があって進まない。原因と対処法を考えてみた

 

春服が着たいのではやく暖かくなってほしいです、みつまるです。

 

私は一年半ほど前にミニマリズムの価値観を知り、服や本、オタクグッズなど、いろいろなものを手放してきました。

 

中でも

  • 毛玉だらけの服
  • ごわごわのタオル

こういったものは、わりとすんなり手放すことができました。

 

逆に

  • まだ使えるけど、使っていない食器
  • 一度も着ていない服
  • もらったけど使わない雑貨類

こういったものは、捨てようとすると罪悪感という名の壁に阻まれました。

 

すっきりした空間を求めてお片付けをしていると、しばしばこの「罪悪感」に襲われることがあるのではないかと思います。

 

今回は、ものを捨てようとするときに罪悪感を感じてしまう原因と、その対処法について考えてみました。

お部屋の片づけをしている方、なかなかものが捨てられなくて困っている方は、ぜひ最後までお付き合いいただければと思います。

 

 

ものを捨てるときに罪悪感を感じる原因


ものを捨てるときに感じる罪悪感の原因は、大きく分けて3つあると思います。

  • まだまだ使えるものだから
  • 人からのもらいものだから
  • 食べ物を無駄にしてしまったから

 

 

まだまだ使えるものだから

  • 買ってから一度も着ていない服
  • まだ使えるきれいな食器

 

こういったものを手放そうとすると、どうしても「もったいない」という気持ちが生まれてしまい、なかなか手放せない方も多いのではないでしょうか。

客観的に見るとまだ「使える」ものだけど、自分にとっては「使わない」ものだからこそ、「もったいない」という感情が生まれてしまい捨てづらくなります。

 

私も昔は、プチプラやファストファッションで買ったものの一度も着ていない服が大量にあり、売るわけにもいかず(売れない)「どうしようかな…」と途方に暮れていました

 

人からのもらいものだから

  • プレゼントされたもの
  • 結婚式などの引き出物

 

プレゼントでもらったものの、自分の趣味に合わなかったり必要のないものだったりすることもありますよね。

そういったものを手放そうとすると「プレゼントしてくれた人の気持ちを無下にしているんじゃないか…」と考えてしまい、罪悪感を感じてしまいます。

 

食べ物を無駄にしてしまったから

  • 賞味期限が切れてしまった食品や調味料
  • 傷ませてしまった食品

 

「食べ物を粗末にしてはいけない」と教わってきた人が多いかと思います。

よって、食べられるはずだったものを処分しなければならないことに罪悪感を覚える人が多いのではないでしょうか。

 

とは言っても、置いておいたところで食べられないので手放すしかないのですが…汗

 

ものを捨てるときの罪悪感の解消法


続いて、ものを捨てるときの罪悪感を少しでも減らす方法をご紹介します。

私自身これらの方法を実践しながら、これまでものを減らしてきました。

部屋をスッキリさせたい方、なかなかものが捨てられない方はぜひ参考にしていただければと思います。

 

他の人に使ってもらう

「まだ使える」けど自分は使わないのなら、他の誰かに使ってもらいましょう。

 

  • 買取に出す
  • フリマアプリで売る
  • 寄付する
  • 譲る(ジモティなど)

 

ここに挙げたのは一部ですが、「捨てる」以外にもものを手放す手段はたくさんあることが分かるかと思います。

 

私がこれまで手放してきたものを一部紹介します。

 

きれいなものや売れそうなものは、メルカリで売ったりブックオフの買取に出しました。

着古したものやファストファッション系は、ユニクロ・GU・H&M・ZARAの無料回収に持ち込みました。

【参考記事】着なくなった服はどうする?→無料回収に出すのが楽なのでおすすめ

 

書籍

ブックオフでまとめて買い取ってもらいました(あまりに大量だったので、フリマアプリに一点ずつ出品するのは大変すぎました…)

【参考記事】断捨離でメルカリを使うデメリットは?断捨離にフリマアプリをおすすめしない理由

 

その他雑貨や家電

ポレットのモノチャージへまとめて送りました

ポレットというバーチャルプリペイドカードのアプリがありまして、使わない家電や雑貨などを送ると買取金額分が残高としてチャージされます。

 

ポレットとは

VISA加盟店・ネットショッピングで利用できるプリペイドカード。バーチャルとMillionの二種類のカードがある。

  • バーチャル:ネットショッピング専用のバーチャルカード。現物カードはない。発行手数料0円
  • Million:実店舗でも使える現物カード。発行手数料が500円かかる。

 

カメラの三脚、体重計、布団クリーナー、電子辞書などを買い取ってもらいました。

また、使わない商品券やハガキ、外貨なども買取対象です。詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください⇒【参考記事】家に眠った金券や外貨はPolletにチャージが便利。やり方と注意点まとめ

 

 

このように、私はものを手放すときなるべく「ゴミとして捨てる」以外の方法をとるようにしています。お陰で、大量のゴミを出すことなく済んでいます。

やはり、次に使ってくれる人がいる(かもしれない)と思うと手放しやすいです

 

プレゼントは送り主の「気持ち」に感謝する


人に何かをプレゼントするのって、「これをあの人にあげたいから」という場合もありますが、大半は「喜んでほしいから」だと思います。

プレゼントを受け取って「ありがとう」とお礼を言った時点で、くれた人の気持ちは既に受け取っているんじゃないでしょうか。

 

だからものを手放したところで、くれた人の気持ちを無下にしていることにはならないです。

 

また、プレゼントはもらった時点で自分のものになっているわけで、極端に言えば「自分のものをどうしようがその人の勝手」ですよね。

 

これは完全に個人的な見解ですが、もし人に何かをプレゼントしたとして、自分の目に見えるところで使われていなくても、別に何とも思わなくないですか?

渡したときに喜んでもらえたら、プレゼントとしての機能は果たしていると思いますので、私はそれで十分です。

 

プレゼントは、ものそのものよりも「これを選んでくれた送り主の気持ち」に感謝して、使わなければ手放してもいいと思います

【参考記事】ミニマリストへのプレゼントは何がおすすめ?

 

失敗を教訓に、今後の行動を見直す

  • 食品の賞味期限を切らしてしまった
  • セールにつられて買った服だけど、一度も着なかった

 

こういったものを手放すときに感じる罪悪感を消すには、今後の買い物習慣を見直していくしかありません。

 

みつまる
私も、親から送ってもらった食品をしまいこんで期限切れにしたり、ちょっと気になっていた服を〇%OFFにつられて購入したものの結局一度も着なかったり…

 

こういった失敗は誰にでもあることなので、次に活かせば大丈夫です。

【参考記事】ミニマリストが失敗した買い物を暴露します【原因と今後の買い物習慣】

 

対策として私がやっているのは、以下のようなことです。

  • 食品の買い出しは曜日を決めて、ストックは最小限にする
  • 服はシーズン前に買い、セールでは買わない

 

 

むしろ罪悪感は感じたほうがいい

お片付けの初期段階では、むしろものを捨てるときの罪悪感はあったほうがいいのでは、と思います。

 

そのほうが、今後ものを買うときによく考えるようになりますし、結果として無駄なものが減っていきます。

罪悪感にまみれながらお片付けをするのはしんどいかもしれませんが、罪悪感はたっぷりと感じておいてくださいね。笑

 

きっと「今後の行動を変えよう」という強い気持ちが生まれるはずです。

 

 

まとめ:捨てるときの罪悪感を感じることで、今度の行動を変えることにつながる

 

ものを捨てるときに罪悪感を感じる原因と、解消方法について考えてみました。

 

個人的には、お片付けの初期段階では罪悪感はあったほうがいいと思っています。

特に、買ってから一度も使っていないものや食べられなくなった食品などを手放すとき、何も感じない人はおそらく同じ失敗を繰り返してしまうでしょう。

少し荒療治的な方法にはなってしまいますが、罪悪感と戦いながらお片付けを頑張ることで、結果的に無駄なものが入ってくるのを阻止することができます。

 

お部屋をスッキリさせたいけどなかなかものが捨てられない方の参考になれば幸いです。

私もまだまだ部屋に無駄なものがたくさん眠っている気がするので、これからもお片付けを頑張っていきたいと思います。

 

では!

 

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