こんにちは、みつまるです。
突然ですが、ものを減らそうと断捨離していると必ず「これ、捨てられないな…」と思うものって出てきませんか?
友達や恋人からもらったプレゼントだったり、お子さんが作った図工の作品だったり…
私も「これだけは絶対手放さない。死んだら棺桶に入れてもらう」←(?)みたいなものがいくつかあります。
よく「思い出の品を捨てられないのは、過去に執着しているからだ」なんて言われたりもしますが、本当にそうでしょうか?
今回は、私が捨てられないもの・そして過去への執着について思うことについてお話ししていきます。
ぜひ、最後までお付き合いいただければと思います。
私が捨てられないもの
マウスピース(楽器の吹き口)
歯列矯正に使うものや、格闘技をする人が歯を保護するためにつけるものではなく、金管楽器につけて息を吹き込むための部品です。
私は中学、高校、大学とホルンをやっていました。
楽器本体は学校から借りていたので、今残っているのはこのマウスピースのみ。楽器本体を買わない限りはもう使うこともありませんが、これは……どうしても捨てられないです。
10代のほとんどをホルンと一緒に過ごしたと言っても過言ではないので、楽しいことも辛いことも、一緒に乗り越えてきました。
今ではもうやめてしまったし、今後楽器をやる予定は今のところないですが…
辛くなったりしんどくなったりすると、10代で楽器を頑張っていたときのことを思い出して
「あんなに頑張れたのだから、絶対大丈夫!」
と自分を鼓舞しています。
【捨てられないもの】
中学、高校、大学と続けたホルンのマウスピース(楽器につけて吹き込むための部品)
過去に執着してると言われればそれまでなんですが、この子は本当に…捨てられないです。
私が死んだら一緒に棺桶に入れてもらう予定です(多分燃えない😇)#ミニマリスト #断捨離 pic.twitter.com/nD63FbpRir
— みつまる@ミニマリストを目指すオタク (@32maru00) January 24, 2021
ツイートの通り、このマウスピースは一緒に棺桶に入れてもらう予定です(それくらい大切なものだということです!)
抱きまくら
(↑10年以上使っているので、表面が若干けばけばになってきています…)
たしか小学校4年生くらいのときに、祖母からクリスマスプレゼントでもらったものです。
10年以上使っているので正直もうぺっちゃんこなんですが、これがないと安心して眠れません(いい歳こいて…って感じですよね、私もそう思います。汗)
私は18歳のときに大学進学と当時に実家を離れたのですが、一人暮らしの家に引っ越してくるときにぬいぐるみ類はほとんど持ってきませんでした。
が、これが唯一持ってきたぬいぐるみ(っぽいもの)です。
特に一人暮らしを始めたばかりの頃は、心細くて毎日抱きしめて寝てました。
触り心地がとてもよくて、抱きしめていると本当に安心します。
ちなみに一つ歳下の弟も色違いで同じものをもらったのですが、一昨年実家に帰ったときは弟もまだ使ってました。笑
捨てられないものを無理に手放す必要はない
断捨離やお片付けにおいて、思い出の品ってかなりハードルが高いと思います。
収納の中にしまいこんだままだし、あまり思い出に浸りすぎるのもよくないのかな…と思うと手放したいけど、思い出のものって捨ててしまったら二度と手に入らないので、迷いますよね。
でも私は、
思い出の品を無理に捨てる必要はない
と思います。
私は基本的に「思い出はものじゃなくて、自分の心にある」と思っています。
でも、自分がずっと頑張ってきたことや、とても嬉しかったこと、悲しかったこと、思い出深すぎて手放せないものだってありますよね。
「思い出の品を捨てられないのは過去への執着を捨てられていないから」という意見が多いと思うのですが、それは過去へ執着しているとはちょっと違うんじゃないかな、と思います。
マウスピースのところでお話ししましたが、私はしんどいときや辛いとき、楽器を頑張っていたことを思い出して「絶対大丈夫!」と自分を励まします。
過去ばかり振り返って後ろ向きになるのは確かによくないですが、たまには思い出に浸ることがあってもいいじゃないですか。
過去の思い出に背中を押してもらえることだってあるし、それが時間や思考の無駄だとは思いません。
前を見続けることは確かに大切ですが、疲れたら振り返ってみてもいいんじゃないかな、と思います。
思い出の品の手放し方に困っている方の参考にはならないかもしれませんが、こんな考え方もあるんだな~、という感じで思っていただければと思います。
では!