最近新しいバリカンを買いました、みつまるです。
これでツーブロックのお手入れもしやすくなりそうです。
突然ですが、先日片付けコンサルタントの近藤麻理恵(こんまり)さんの著書『人生がときめく片づけの魔法』を読みました。
その中で言われているのが、「ときめくものを残しましょう」といういわゆる「こんまりメソッド」です。
それを読んで「ふむふむ、なるほど」と思った後に私はこうも思いました。
この思いをツイートしてみたところ、たくさんの方(当社比)から共感をいただけて、やはり同じように悩んでいる方が多いのかなあと思いました。
ものを手放す基準を「ときめくか(好きか)どうか」にすると、通勤用の服やワイシャツは全捨てになってしまいます😂自分の好みの系統ではないので
好きじゃなくても、必要なものってありますよね…
当たり前だけど、ときめきだけでは生活できない😞
— みつまる@ミニマリストを目指すオタク (@32maru00) March 2, 2021
そこで今回は、「ときめかないけど必要なもの」との向き合い方について私なりに考えたことをお話ししていきます。
ぜひ、最後までお付き合いいただければ幸いです。
ときめきだけでは生活できない
あなたは、普段からときめくものに囲まれて生活しているでしょうか?
私はミニマリズムの価値観に出会ってものを減らし始めてから、以前よりはときめかないもの・好きではないものが周りから減ってきたかなと感じています。
しかし改めて自分の持ち物を見てみると、「ときめかないけど、別に好きじゃないけど、必要だから持っているもの」ってわりとあるなと思いました。
私の場合、その筆頭(?)は通勤用の服や靴たちです。
私服通勤で職場についたらすぐに制服に着替えるのですが、あまりにも派手な服はNGですし何より着替えるのが面倒くさい。
そのため通勤用としてオフィルカジュアル系の服を何着か持っているのですが、プライベートで着ている私服とは正反対の系統なので、全く自分好みではないですし、一ミリもときめきません。
故に、3パターンくらいでぐるぐる回しています。
「好きな服着て仕事がしたいなあ〜〜」と思いつつ、もやもやしながら通勤用の服に袖を通す毎日です。。。
「ときめかないけど、必要なもの」との向き合い方
「お世話になっている」という事実にとりあえず感謝してみる
ときめかないけど手放せないのは、ないと困るからです。つまり、それだけそのものにお世話になっているということ。
いつもは派手目な私服を着ている私も、通勤用の服に身を包めば
- それなりのきちんとした見た目
- 清潔感(普段の私服の清潔感がないわけではないですが)
- 信頼感
こういったものを得ることができます。
たとえ見た目にはときめかないとしても、そのものを使うことによって生じる結果や効果にお世話になっていることに感謝してみよう、と思いました
こんまりさんも、著書『人生がときめく片づけの魔法』の中で「ものにはそれぞれ違う役割がある」と言っています。
モノにはそれぞれ違う役割があります。すべての服が、完全に着倒されるためにあなたのところに来るわけではありません。
―『人生がときめく片づけの魔法 改訂版』近藤麻理恵 著
私の通勤服には「気分を上げてくれる」という役割はないかもしれないけど、「自分を相応しい格好にしてくれる」「仕事がしやすい格好にしてくれる」という役割があるのだということが分かりました。
「不快」じゃなければ、それでいいと考える
通勤用のお洋服は確かにときめかないし、休日の私服に比べたら着ていてテンションも上がりません。
でも、「不快」でもありません。
「ときめかないけど、別に不快でもない」なら、それでいいんじゃないでしょうか。
逆に、例えば「通勤用の服やカバンは、見ただけでストレスで仕方ない」というときは、もしかしたら職場環境や人間関係に問題があるかもしれません。
そのときは
- 部署異動の希望を出す
- 担当替えをしてもらうよう上司に相談する
- 転職する
こういったことを考える必要がありますよね。
このように、そのものが自分にとって「ときめくのか、そうでもないか、不快に感じるか」を考えることは、自分の生活や行動を見直すことになると思います。
もし何かどうしようもなくストレスを感じることがあるのなら、それを解消すべく行動することが必要です。
が、「ときめかないけど、別に不快でもない」という状態なら、ストレスはないはずなので、ひとまず現状維持で大丈夫だと考えていいのかなと思います。
できそうならブラッシュアップしてみる
もし見た目に関して、不快とまではいかなくても「なんかイマイチだなあ」と思っているのなら、できるかぎり理想に近づけてみるのも一つの手です。
私はここ最近書類関係の見直しをしているのですが、数はかなり減らしたはずなのになぜかスッキリしませんでした。
考えてみたところ、原因はどうやらこのファイルの見た目だったようです…。
学生時代に授業のプリントや資料を入れていたものをそのまま使っていたのですが、色が派手すぎて部屋の中で完全に浮いていました…。
確かにキツめの色味ですし、日用品としてはあまり好みの色ではないです。
そこで、余っていたお気に入りのクリアファイルに入れ替えてみることにしました。
こんまりさんの本に「書類関係はクリアファイルにまとめて入れるのがおすすめ」と書かれていたので、実践してみました。
- 家関係(賃貸契約書、火災保険書類など)
- お金関係(銀行やカードの契約書、ふるさと納税の証明書など)
- その他(家電の保障書、資格の証明書など)
このようにカテゴリーで分けてクリアファイルにぶっこんだだけですが、契約書関係は見返すことは滅多にないので、この収納方法で大丈夫だと思います。
占めるスペース的にもコンパクトになりましたし、見た目もスッキリしました。
美術館や博物館で買ったクリアファイルを持て余していたのですが、こうやって活躍させることができてよかったです!
「ときめく」まではいかなくても、「不快じゃない」になるように見た目や機能性をブラッシュアップすることはできます
まとめ:ときめかなくても、お世話になっているのは事実
家の中をよくよく観察してみると、「ときめかないけど、別に好きじゃないけど、生活に必要だから持っているもの」って意外と見つかると思います。
特に私の場合は、お洋服が好きなこともあり「毎日ときめかない服を着て通勤しなければならない」ことに少しもやもやしていました。
でも、全てのものにときめきを感じる必要はないですよね。通勤用のお洋服には「気分を上げてくれる」という役割はないけど、「仕事に相応しい格好にしてくれる」という立派な役割があります。
身の回りのものすべてにときめいていたら、それはそれで落ち着かなさそうです。
少しでも、私と同じようにもやもやしている方の参考になれば幸いです。
では!