2019年頃からEXILE TRIBEにはまり、月に一度はライブに足を運んでいました。
グッズにつぎ込んだ金額もおそらく相当で、フラッグやタオル、雑誌、キーホルダー、缶バッジ、アクリルスタンド等々…。
交換やメルカリを駆使して、推しのグッズを揃えていました。
しかし2020年の春頃にオタクグッズをほとんど手放し、今ではブルーレイや日用品系のグッズがほとんどです。
手放した当初は「こんなに一気に手放してしまって、後悔したらどうしよう…」と思っていましたが、不思議と後悔したことは一度もありません。

というか、どんなグッズを持っていたかほとんど覚えていない
今回は、私がオタクグッズをほぼ処分しても後悔しなかった理由についてお話ししていきたいと思います。
オタクグッズを手放しても後悔しなかった理由

買う理由が自分軸ではなかったから
私はこれまで様々なグッズを集めてきましたが、グッズが欲しかった理由をよく考えてみたところ
- ファンなら持っているべき
- ファン仲間もみんな買っている
- グッズを買って推しに貢がないと
こんな感じで、「自分が欲しいから」とか「わくわくするから」とかじゃなく、ただひらすら「ファンならこうあるべき」「オタクなら当然」みたいな固定概念に縛られていたように感じます。
使ったり飾ったりしていなかったから
フラッグ、タオル、アクリルスタンド、キーホルダーなど様々なグッズを持っていましたが、全く使っていなかったですし、飾ってすらいませんでした。
アーティストやアニメのグッズ等ってブラインド(どのメンバー・キャラが出るか分からないように売られているもの)が多いので、オタク仲間と交換したり、メルカリを駆使してなんとか推しのグッズを手に入れていましたが…
手に入れたらそれでもう満足している感がありましたね。
整理するたびに「これ、全く使ってないけどどうしようかな…」ともやもやすることも多かったので、むしろ手放してすっきりしました。
グッズの優先度が低めだと気づいたから
これは、2020年からのコロナ禍でライブが中止になって初めて分かったことでもあります。
2020年はLDH(EXILE TRIBEの所属事務所)が6年に一度行っているPERFECT YEARの年でもあったので、楽しみにしていたライブがいくつもありました。
しかし、私が参戦する予定だったライブはコロナの影響ですべて中止になってしまいました。
そんなとき、過去のライブで買った思い出のグッズや、大好きな推しのグッズを見ることで沈んだ気持ちがすこしでも晴れるかと思ったのですが、自分でもびっくりするくらい、全く心が晴れませんでした。
- こんなにたくさんグッズを持っているのに、全くときめかないしわくわくしない
- やっぱり私はライブがないとダメだ
こう思いました。
コロナ禍でライブがなくなったことで、私の推し活の中で一番優先したいことはグッズではなくライブなのだと気付くことができました。
グッズがなくても思い出はずっと残るから
- 友達に誘われて初めて行ったライブ
- 初めて一人で遠征したときのワクワク感
- アリーナ2列目でライブを楽しめたこと
- バラードを聴いて思わず泣いてしまったこと
当時持っていたグッズはほとんど手放してしまったけど、あの感動やワクワク感は今でも全部覚えています。
物はいつか劣化したりして手放さなきゃいけない時が来るかもしれないけど、思い出は、何度も反芻しては幸せな気持ちになったり、元気を出させてくれたりします。

たとえ物がなくなっても、思い出が消えることはない
まとめ:モヤモヤしているなら、グッズを手放すのも有りかも

今回は、オタクグッズをほぼ手放した私が後悔しなかった理由について考えてみました。
もちろん、フィギュアやぬいぐるみなどに囲まれることが幸せ!という方は、グッズを手放す必要はないと思います。

何を優先するかは人それぞれ
でも、もしたくさんのグッズを前にしてモヤモヤしているのであれば、一度手放してみてもいいかもしれません。
私はグッズを手放したことで、「推し活で何を最優先したいか」がはっきりしたので、今は以前に比べてかなりオタ活が充実しています!
本記事が、グッズとの向き合い方に悩む人の参考になれば嬉しいです。




