私は現在、自分にとって必要最低限のもので生活する「ミニマリズム」を実践しています。
ミニマリズムは生活だけでなく、ファッションにも取り入れていて、現在は年間約40着の服ですごしています。(部屋着、運動着、喪服なども含む)
ところで、ミニマリストのファッション事情を語るときによく言われているのが
「奇抜な柄物や色を買わない」「シンプルな色や形でそろえるほうが合わせやすい」
ということだと思います。
たしかに、奇抜な柄物やカラーは一般的に飽きやすいとも言われているし、シンプルで着回しのきく服のほうが使いやすいのは事実です。
でも…柄物好きだし派手なカラーも着たい!
私のブログやX(旧:Twitter)を見てくださっている方ならお分かりかもしれませんが、ミニマリスト・シンプリストの方が見たら卒倒しそうな(?)柄物をよく着ています(笑)
たしかに、柄物や奇抜なカラーの服は着るシチュエーションや合わせるアイテムを選んでしまうので、何も考えずに買うとどんどん服が増える原因になります…。
そこで今回は、「柄物(派手なカラー)を着たい」と「できるだけ少ない服で着回したい」を両立する方法について
私が服を買うときやコーデを組むときに意識していることなども交えて、お話ししていきたいと思います。
「柄物を着たい」と「少ない服で着回したい」を両立する方法
現在、年間約40着の服で着回していますが、柄物や派手なカラーが好きでたくさん持っています。
しかしできるだけ少ない服で着回したいので、服を買うときやコーディネートを考えるときに気を付けていることがいくつかあります。
- 柄物を投入するときは基本的に一点のみ
- 靴やカバン、小物の色を統一する
- アウターは無地がおすすめ
- アクセサリーはシンプルなものを選ぶ
- 柄物を着られない時用のコーデを用意しておく
柄物を投入するときは基本的に一点のみ
私は基本的に、柄物を購入するときはトップスのみと決めています。
柄×柄のコーデも素敵だしオシャレ上級者っぽく見えると思いますが(?)、難易度が高いのもまた事実。
それに、「トップス」「ボトムス」「アウター」「小物」など、さまざまなジャンルで柄物を持っていると
- このトップスにはこのボトムス
- このアウターはこのコーデのときしか着られない
このように組み合わせが制限されてしまい、服や小物の数がどんどん増えてしまいます。
私の場合は、トップスに柄物を選ぶことが多いので、ボトムスはデニムや合わせやすい色(白、ブラウン)を持ってくるようにしています。
ちなみにボトムスも「パンツ」「足首が隠れるフルレングス丈」「ゆったりシルエット」のものしか買わないようにしているので、この基準から外れるもの(スカートやスキニーパンツなど)は現在は持っていません。
【関連記事】【ミニマリスト的服の減らし方】ボトムスの形を固定するとメリットがいっぱいあった
柄物を買うときは「トップスのみ」「ボトムスのみ」「小物のみ」など、カテゴリーを固定するとコーディネートが組みやすくなります。
靴やカバン、小物の色を統一する
靴やカバン、帽子などの小物類は、基本的に黒で統一しています。
特に、靴とカバンの色をそろえることでコーディネート全体に統一感が出て、まとまって見えます。
現在5つのカバンを使っていますが、色はすべて黒です。
カバン選びは荷物の量に合わせてするのみで、その日のコーディネートに合わせて「どのカバンにしようかな…」と悩むことはほぼありません。
詳しくはこちらで紹介しています
このように、靴やカバン、小物の色を統一しておくことで選択肢をしぼることができ、選ぶのが楽になります。
アウターは無地がおすすめ
アウターは他のアイテムにくらべると数が少なめになると思うので、無地のものや合わせやすい色を持っておくとコーディネートがしやすいです。
実際、私もアウター類はほとんど無地で、黒やブラウンなど合わせやすい色が多いです。(一着だけ、派手なボアジャケットがありますが…)
こちらで詳しく紹介しています
これは私が実際にやってしまった失敗なのですが、主役級の個性的なアウターは合わせるトップス、ボトムスをかなり選びます。
トップスやボトムスがシンプルなものであれば、逆にアウターで遊んでみるのもいいかもしれませんが
トップスやボトムスに柄物を着たい場合は、なるべくアウターは無地、合わせやすい色を選んでおいたほうがコーディネートが楽になります。
アクセサリーはシンプルなものを選ぶ
服が派手なぶん、アクセサリーはシンプルなものを選ぶようにしています。
シンプルなアクセサリーとは、装飾性があまりないもので
- チェーンネックレスや、トップの飾りがシンプルなもの
- イヤーカフや小さめのイヤリング
- トップの飾りがついていないリング
このようなものです。
具体的な選び方としては、↓これよりも
↓こちらを選ぶ、みたいな感じです(ちょっと極端ですが…)
私のアクセサリーボックスを見ても、ほとんどがシルバーかゴールド中心のシンプルなもので
ハートや花などのモチーフや、べっ甲風などのデザイン性の高いものはあまり持っていません。
柄物を着られない時用のコーデを用意しておく
もちろんファッションは自由に楽しめばいいのですが、時と場合によっては柄物がふさわしくないこともあります。
柄物がふさわしくない場面
- 私服で会社に行くとき
- 少しカッチリした食事会など
こういった「柄物を着るのはちょっと…」な場面に備えて、無地でシンプルなコーデを1セット準備しておくと、いざその場面がやってきたときに焦らなくて済みます。
そういった服を着なければいけない場面がやってきたら、自分の好みとかはひとまず置いておいてシーンにふさわしい格好をします。
(でないと私の場合、周囲の視線を気にしすぎてしまうので…)
まとめ:「柄物を着たい」と「少ない服で着回したい」は両立できる
今回は、「柄物を着たい」と「少ない服で着回したい」を両立する方法について
実際に私が服を買うとき、コーデを組むときに意識していることを紹介しました。
実際、私が持っている服の中でトップスは8割柄物ですが、これらの方法を実践することで年間40着程度に枚数を抑えています。
また、カバンや靴、アクセサリーなどの小物類も選び方に気を付けることで、むやみに数が増えないようにしています。
もちろんファッションは自由なので、どんな服・アクセサリー・小物で楽しむかは自由ですが
あまりに増えすぎて管理しきれなくなってしまうとストレスになるし、クローゼットのスペース的にもお財布的にも優しくありません。
おしゃれを楽しみつつ、自分にとってちょうどよい服の量を見極めることが大切です。