ミニマリストを目指すオタクが手放したものと、グッズを手放して気づいたこと

2020年10月19日

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数年前からEXILR TRIBEにはまっています。

今でこそ、ライブに行くのはEXILEと三代目JSBくらいですが(推しが所属するグループのため)ハマりたての頃は全グループのライブに足を運んでいました。

みつまる

目についたライブは手当たり次第申し込んでいた気がします…

そしてライブの回数が増えるのに比例して、グッズがすごい勢いで増えていきました。

ライブ中に使うフラッグ(EXILE系はペンライトではなくフラッグが主流。最近はペンライトのときもありますが)やタオルはもちろんですが、それ以外の小物系(アクリルスタンドやランダムグッズ)がかなり多かったです。

しかしそういったグッズたちは、コロナ禍で大規模な断捨離をした際にほとんど手放してしまいました。

ミニマリストを目指すオタクが手放したグッズ

私が手放したグッズは、次のようなものです。

  • フラッグとタオル
  • 雑誌
  • CD
  • ランダムグッズ

フラッグとタオル

EXILE系のライブは、ライブ中に持つものといえばペンライトよりもフラッグ(小さな旗)が主流です。

最近はペンライトとフラッグ両方売っていたり、ライトとフラッグが合体したような感じのもの(?)もあります。

また、マフラータオルも定番のライブグッズ。ライブ中、絶対にタオルを回して盛り上がるシーンがありますからね(笑)

基本的に自分が参戦するライブのフラッグとタオルはすべて購入していましたが、ライブごとに新しいものが出るので、それぞれ10個以上は溜まっていました。

フラッグやペンライトは日常生活では使わないし、タオルも普通のフェイスタオルより細長いマフラータオルなので、日常生活だとすこし使いにくいです。

みつまる

しかもライブグッズのタオルって生地がしっかりしているからなかなかヘタらない

思い出に浸りたい気持ちも3ミリくらいありましたが、持っていてもどんどん増えていくだけなので思い切って手放しました。

雑誌

事務所から毎月刊行される雑誌(月刊EXILE)や、推しグループが表紙になっている雑誌はかかさず買っていました。

買った直後はすごくワクワクして、ページをめくってかっこいい推したちを眺めて癒されて…とやっていましたが

しばらくすると手に取らなくなり、完全にタンスの肥やしと化していました。

ただ、一気にすべてを手放す覚悟が決まらなかったので、段階を踏んですこしずつ減らしていきました。

  1. 推しグループが表紙のもの以外を手放す。残したいページは切り抜いて保管
  2. 残した雑誌の中でも特にお気に入りのページのみ切り抜いて保管

このように切り抜きを保管していましたが、最終的には切り抜きさえも見なくなったのですべて処分してしまいました。

みつまる

今では雑誌自体まったく買わなくなりました

CD

ライブのDVDを買うとついてきたCDや、特典目当てに購入したCDが何枚かありましたが、すべて処分しました。

音楽はサブスクを使って聴いてきて、EXILE系はだいたいどのサブスクでも配信があるので助かっています。

CDってジャケットがかっこよかったり、持っているだけでなんか嬉しい気持ちになるので「インテリアとして飾ろうかな」とか思ったこともあったのですが

飾られないままこちらもタンスの肥やしとなっていたため、すべて処分しました。

最近は時代の流れなのか?新曲がリリースされるときも、CDではなく最初からデジタルシングルとしてリリースされることも増えてきましたよね。

ミニマリスト的にはありがたいですが、「やっぱりCDは売れないのかな」とか「売り上げは大丈夫なんだろうか…」とか、いらぬ心配をしてしまいます。

ランダムグッズ

持っていたグッズの中で、ランダムグッズがもっとも数が多かったです。

ランダムグッズとは、中身が見えない状態で売られていてどの柄(メンバー)が出るか分からないグッズのことです。普通に売られているものもあれば、ライブ会場で回せるガチャタイプなどもあります。

具体的には、次のようなものです。

  • アクリルスタンド
  • キーホルダー
  • 缶バッジ
  • そのほか小物

何が出るか分からないとなれば、推しが出るまで買い続けてしまう(もしくはガチャを回し続けてしまう)のがオタクの性というもの。

私も昔、ライブ会場で一回500円のガチャを10回連続で回したりしていました。(それだけで5,000円…いま振り返るとちょっと怖いです)

目当てでない柄やメンバーが出ると、他の人と交換したりフリマアプリで売ったりしていましたが、さばき切れなかったものはタンスの肥やしと化していました。

推しのグッズは飾ったりしていましたが、センスがないので部屋がゴチャついて見えたし、掃除もしにくいので気づいたらホコリだらけ…なんてことも。

みつまる

思い切って全部処分したら、スッキリしました

オタクグッズを手放した理由

オタクグッズを手放した理由
このフラッグもライトも今は残っていません

あれだけ時間もお金もかけて集めていたグッズたちを手放した理由はいくつかありますが

一番の理由は「持っているのに、持っていないのと同じ状態だった」からです。

買ったのにまったく使っていない・飾っていない

  • 飾っていないアクスタ
  • 使っていないタオル
  • 聴いていないCD
  • 読んでいない雑誌

私のクローゼットの中は、こういった「使っていないもの」「飾っていないもの」で溢れかえっていました。

おそらく、グッズというのは手に入れるその瞬間がもっとも感情が高まるピークなのだと思います。(グッズだけではないかもしれませんが)

で、しばらく経つと買ったことを忘れて、クローゼットにしまいこんでなかったことにする…と(心当たりがありすぎる…笑)

買ったことも忘れるほど長くしまいこんでいるのなら、それはもう持っていないのと同じでは?別に手元になくても困らないのでは?

そう思い、潔くすべて手放すことにしました。

グッズを買っていたのは見栄もある

グッズをたくさん持っていれば持っているほど「推しにたくさん貢いでいてすごい」「オタクカースト上位」みたいな空気ってありませんか?

そして、たくさんのグッズが映った写真をSNSにアップして「いいね」をもらったり

「こんなに散財しちゃった」みたいな感じで、やばい人を演出して自己満足に浸ったり。

すべてを手放してしまった今から振り返ってみると、グッズそのものが欲しかったわけではなく、周りに対する見栄や「グッズを買って推しに貢がなければオタクではない」みたいな、謎の義務感があったように思います。

もっと言うと、カバンに缶バッジやキーホルダーを山ほどつけていたり、旅先でぬいぐるみやアクスタと一緒に写真を撮っていたのも、他の人に見せびらかしたいだけだったんですよね。

みつまる

グッズそのものが本当に欲しかったのか?と考えたら、正直そうではなかった

オタクグッズを手放して気づいたこと

オタクグッズを手放して気づいたこと
推しのソロツアーで買ったライトとキーホルダー

持っていたオタクグッズはほとんど手放し、今ではほとんど持っていないし、新たに買うことも滅多になくなりました。

そして、気づいたことがふたつあります。

好きなことが明確になった

私の中でもっとも優先したいこと、一番好きなことはライブに行くことである、ということが明確になりました。

もともとライブ優先気味ではありましたが、コロナ禍でほとんどのライブが中止になった際に改めて実感。

楽しかったライブの記憶や心を動かされたパフォーマンスなどは、自分が忘れないかぎり何度も思い出しては、楽しい気持ちにさせてくれます。

X(旧Twitter)のフォロワーさんが「思い出の配当」という言葉を使っていて、なるほどなと納得しました。ライブや旅行などの体験はその場かぎりではなく、後から何度でも思い出しては楽しい気持ちにさせてくれるもとですよね。

今後は、今までグッズにかけていたお金をライブチケット代に回すことで、より満足度の高い推し活ができるのではないかと思っています。

好きなものを選んで楽しめばいい

推し活はブッフェみたいなものだから、自分の好きなものだけ選んで楽しめばいいのだということに気づきました。

「これをしていないとファンとはいえない」とか「オタクなら○○すべき」みたいなのは本来ないはずだし

ライブに行くのも、グッズを買うのも、曲を聴くことだけでも、すべてアーティストに対する応援だと思います。

グッズをたくさん買うファンがえらいわけでもないし、ライブにたくさん足を運んだからオタクカースト上位、みたいなことでもありません。

周りに見栄をはってグッズを買いまくったり、SNSでいいねをもらうための推し活ではなく

自分の「好き」をきちんと大切にしながら、マイペースにやる推し活が一番楽しいのかもしれません。

まとめ:オタクとミニマリスト,実は親和性高いかも?

今回は、ミニマリストを目指すオタクが手放したグッズや手放した理由、オタクグッズを手放して気づいたことについてシェアさせていただきました。

オタクグッズを手放して「ライブに行くことが一番好き」だと改めて気づき、今はライブ最優先で自分のリソースを割くようにしているので、満足度の高い推し活ができていると感じています。

また、ミニマリストとはただ単に「持ち物が少ない人」ではなく、「何かを大切にするためにそれ以外を手放す人」だと思っているので

これに則って考えると、ミニマリストとオタクって実は親和性が高いのでは?みたいなことを考えています。

不要なものやノイズを取り除くことで、自分の好きなものをより大切にできるようになると思います。

これからも、自分の「好き」にきちんと向き合いながら、自分のペースで推し活を楽しんでいきたいです。

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