もうすぐ年末ということで、大掃除のついでに、持ち物の見直しをする方も多いと思います。

私も新年に向けて、改めて持ち物の見直しをしています
しかしいろんなものを手放していくうちに、ふと
「これって本当に捨てて大丈夫かな…?」「捨てて後悔しないかな…?」
なんて、片付けの手が止まってしまうことってありませんか?
そこで今回は、一年ほど前からミニマリスト目指してものを減らしてきた私が「捨てて後悔したもの」について考えてみたので、シェアしていきたいと思います。
手放して後悔したもの:ないです

「捨てて後悔したものについてお話しします」とか言ったのですが、実は
手放して後悔したもの、ないです。
「またまた~、嘘でしょ?」と思われるかもしれませんが、本当に何も思いつきません。
というか正確には、何を手放したかあまり覚えていないです。
大きいもの(家具とか)やボリュームのあるもの(漫画全巻セットなど)は「そういえばあれ手放したなあ」となんとなく思い出せますが、それ以外の日用雑貨や服飾小物類はいちいち覚えていないです。
買い直したもの
手放して後悔はしていませんが、やっぱり欲しくなって買い直したものはあります。
パッと思いついたのは漫画です。
持っている書籍を全て電子化すると決めた後、中学生の頃から古本で少しずつ全巻集めていた漫画をまとめて手放しました。
が、また読みたくなったので電子書籍で全て買い直しました。
電子書籍で買い直すことができたので、一度手放したことを後悔するどころか、むしろ電子化する良いきっかけになってよかったと思っています。
一度手放したけど買い直したものといえば、この漫画くらいです。
手放さなくてよかったと思ったもの
手放す寸前でとどまり、後から振り返って「手放さなくてよかった~!」と思ったものが一つだけあります。
それはパソコンです。

大学生になった頃に買ったdynabookです。古いのでバッテリーが死にかけてますが騙し騙し使ってます(汗)
こうしてブログを書いている現在ではパソコンを手放すなんて考えられないのですが、夏ぐらいに「手放そうかな?」と思っていた時期がありました。
オタクグッズの断捨離は?
過去の記事でも書いているように、私はオタクグッズやライブグッズもたくさん手放してきました。
最後まで捨てられず残していた推しのキーホルダー、プロデュースグッズ、CD数枚も先日まとめて買取に出しました。
でも、後悔しているかと聞かれたらノーと即答できます。
なぜなら、楽しかったライブの思い出はモノではなく自分の中にあるからです。
モノは思い出すためのきっかけにすぎませんし、モノを手放したからといって思い出が消えるわけではありません。

モノがなくなっても、自分が覚えている限り思い出は残り続けます
断捨離で後悔しないために
とはいえ、できれば断捨離で後悔したくはないですよね。
ということで、ここからは私が断捨離で後悔しないために心がけていることを紹介していきます。
買い直せないものは慎重にいく
部屋の片付けや整理をしているとだんだん勢いがついて
「これも捨てよう!あれも捨てられそう!」
と、ついその場の雰囲気で捨ててしまうことがありませんか?
勢いに乗ると、つい手放しにくいものまでノリで手放してしまったりするんですよね。で、後で後悔するやつ。
具体的には
- 思い出品、形見
- 写真、手紙
- もう手に入らないもの(絶版になった本など)
このあたりを整理するときには、落ち着いて慎重にいきましょう。
日用品などであれば手放してしまっても買い戻しができますが、思い出品や写真は手放すと二度と戻ってきません。

勢いで手放して後悔しないように
期間を決めて様子を見る
どうしても手放すかどうか迷うものがあるのなら、期間を決めて様子を見るという手もあります。
私は「様子見ボックス」(たった今命名)というものを作っていまして、手放すか迷ったものをとりあえずぶっこんでいます。

様子見の期間としては、次のような目安にしています。
- 日用品:2週間
- 衣類:ワンシーズン
- そのほか:1か月
このような目安で期限を決めて、期限内に様子見ボックスから取り出さなければ処分することにしています。
でも、一度手放すかどうか迷ったものってたいていいらないことが多い気がします。
まとめ:たいていは「迷ったら捨てる」でOK
今回は、ミニマリストが断捨離して後悔したものはないという話をシェアさせていただきました。
ミニマリストしぶさんが、著書『手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法』の中でこんなことを言っています。
たとえば、現代人で「スマホを捨てようかな」と迷う人は少ないと思う。ないと生活に困るから。本当に必要な物は、「捨てよう」なんて発想にすらならない。
—『手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法』ミニマリストしぶ著
「手放すかどうか迷っている」というのは、本当は「捨てたい」「手放したい」という気持ちがあるのに、なんとかして「残す理由」を探しているという状態なのではないでしょうか?
- 「いつか使うかも」
- 「今後何かに役立つかも」
その「いつか」はたいてい来ません。だから、たいていのものは「迷ったら捨てる」でOKです。
ただどうしても判断に迷うものがあるのなら、私のように「様子見ボックス」を作って一定期間保留にするという手もありだと思います。
本記事が、みなさまのお片付けの参考になれば嬉しいです。





