
服を減らしたいけど、制服化ってなかなか難しいなあ…。通勤服だけでも制服化できたら楽そうだけど、何か良い方法はないかな?
この記事は、こんな方に向けて書いています。
ミニマリズムの価値観を知ってから様々なものを手放してきましたが、中でも洋服は大規模な手放しを何度か行い、数を半分ほどに減らすことができました。
「私服の制服化」までは至っていませんが、毎日の通勤用の服はパターン化・制服化を目指しています。

通勤服をパターン化すると、選ぶ手間がなくなって楽になりました
今回は私の通勤服パターンの実例を紹介しながら、通勤服をパターン化するときのポイントや、パターン化してよかったことについてお話ししたいと思います。
こんな方に向けて
- 毎日の通勤服を制服化・パターン化したい方
- 毎日の通勤服選びが面倒な方
- 「仕事中はガッツリおしゃれしなくてもいいかな」という方
通勤服をパターン化した理由
私が通勤服をパターン化しようと思った理由は、「自分の着たい服じゃないから」です。
普段からきれいめなお洋服を着ている方は、そのままオフィスに行っても違和感がないかもしれませんが、私の服の系統はストリート寄りのカジュアル系なので、いつもの服で仕事に行くのは完全にアウト。
というわけで、きちんと見える服をそろえる必要がありました。
そうなると仕事用の服は別に自分が着たい服ってわけでもないので、選択肢を減らして楽をするためにパターン化することにしました。

きれいめのお洋服、自分が着てると本当にテンション上がりません…
20代女性会社員の通勤服を紹介
続いて、私が持っている通勤服をカテゴリーごとに紹介していきます。
写真も載せていますので、ぜひ通勤服を揃える際の参考にしてみてください。
ボトムス:ほぼワイドパンツ

スカートは苦手なので、ほぼワイドパンツ一択状態となっています。
andMeというブランドのクロップド丈ワイドパンツが好きで、色違いで2着持っています。
背が低い(155cm)ので、パンツを買うとたいてい裾上げが必要なのですが、こちらはクロップド丈でちょうどくるぶしくらいの長さなので、裾上げなしで着られます。

低身長さんにおすすめ
アウター:4着

- テーラードジャケット
- デニムジャケット
- チェスターコート2着
春・秋は薄手のテーラードジャケットとデニムジャケット、冬はチェスターコートという感じで回しています。
デニムジャケットは仕事にはカジュアルすぎるだろ!というツッコミが入りそうな気がしますが、通勤時だけなのでまあいいだろと思って私は着てます(笑)
夏のトップス:半袖カットソー

夏は半袖のカットソーを着ています。
電車やバスなどは冷房が効きすぎていて寒いことがあるので、袖が長めのもの(五分袖~七分袖)を選ぶようにしています。
春秋のトップス:長袖カットソー

春秋は長袖のカットソーを愛用しています。
暑いときは腕まくりをしたり、寒いときはジャケットを羽織ったりして調節します。
▽ハイネックだときちんと感が出る
冬のトップス:薄手ニット

冬は綿のあったかインナー(無印良品)を着るので、ニット自体は薄めのものを選んでいます。
▽antiquaのニットは着回しも◎
通勤服をパターン化するときのコツ
ここからは、通勤服・仕事服をパターン化するにあたってのポイントやコツをお話ししていきます。
定番スタイルを決める
毎朝一からコーデを組むのは大変なので、ある程度「このアイテムにはこれを合わせる」のように決めておいて、いくつかパターンを作っておくと楽ちんです。
私の場合、季節に合わせてこのように定番を決めています。
- 春・秋:カットソー+ワイドパンツ+ジャケット
- 夏:カットソー+ワイドパンツ
- 冬:ニット+ワイドパンツ+コート
アイテムの組み合わせパターンとしてはこれしかないので、日によって色や柄をローテーションする感じです。
パターン化のポイントは、ボトムスの形を固定すること。
ボトムスの形を固定しておけば、合わせるトップスもある程度決まってくるのでそれほど数を多く持たずに済みます。

私はワイドパンツで固定しています
ボトムスが決まれば靴も決めやすいので、コーデを組むのがぐんと楽になりますよ。
▽お気に入りのワイドパンツ
ベーシックな色で揃える
白・黒・グレー・ベージュ・カーキ・ネイビーあたりで揃えておけば、どの組み合わせでもだいたいいけます。

私はほぼ上に書いた色味のものしか持ってないです
もっと選択肢を絞りたい場合は、たとえば「トップスを白で固定」「ボトムスを黒で固定」というのもいいかもしれません。
基本的にアクセサリーはつけない
私は「仕事中はべつにおしゃれはしなくてもいいかな」という考え方なので、基本的にアクセサリーはつけません。
付属品は、時間を確認するための腕時計(チープカシオ)のみ。
アクセサリーをつけたい方は、毎日同じもので固定してしまうか、厳選したお気に入り少数でローテーションするのがいいと思います。
ファッションレンタルを利用するのもアリ
「どんな服を揃えて着回せばいいか分からない…」という方は、ファッションレンタルを活用するのも一つの手だと思います。
例えばエアークローゼットのライトプラン(税込7,980円/月)であれば、プロのスタイリストが選んだ服が3着届くので、3着を中心に着回し→定期的に交換、というふうにできます。

エアークローゼットはオフィス向けのキレイめなお洋服が多いので、私も気になっているサービス
アイテムを1点からレンタルしたいときは、メチャカリがおすすめです。
アウターやボトムスなど一点~レンタルできて、利用料金も月額3,160円(税込)~とリーズナブル。
60日間レンタルしたお洋服はそのままもらえるので、気に入ったアイテムはレンタルし続けることでお得に手に入れることもできます。
通勤服をパターン化してよかったこと
続いて、私が通勤服をパターン化してよかったことについてお話しします。
朝の身支度が楽になった
どう組み合わせてもOKな服だけで揃えているので、毎朝コーディネートに悩むことがなくなりました。
朝の出勤前はバタバタすることもありましたが、服選びに時間がかからなくなったのですこしゆとりも生まれました。
洋服代がかからなくなった
一週間着まわすとしても各アイテム4~5着あれば間に合うので、数を揃える必要もなく通勤用の服を買う頻度が下がりました。
私は通勤用の服はプチプラで十分なので、ユニクロ・GU・Honeysなどで揃えています。
通勤服にお金がかからなくなった分、プライベートで着るお洋服にしっかりとお金をかけられるようになり、全体的に満足度が上がりました。
プライベートでおもいっきりおしゃれを楽しめるようになった
通勤服をパターン化している分、休日は思う存分自分の好きな服を着ています。
私の場合はオンとオフの服の系統がまるっきり違うので、仕事モードと休日モードのメリハリも上手くつけられます。
まとめ:通勤服をパターン化すると楽!

今回は、20代会社員が通勤服をパターン化してみた話と、パターン化してよかったことについてお話ししました。
Appleの創業者であるスティーブ・ジョブスも黒のタートルネックを毎日着ていたといいますが、選ぶ必要がないという状態は本当に楽です。
私は服の整理をした際「私服を制服化するのは嫌だなあ」と思っていましたが、通勤用の服に限ってはパターン化・制服化は大いにアリだと感じました。
また私の場合、プライベートの服装はカジュアルすぎて仕事には着て行けないので、好きなファッションは休日に思いっきり楽しむということでメリハリをつけています。
毎日の通勤服にお悩みの方には、ぜひパターン化・制服化を試してみてほしいと思います。


