将来の夢はfrom EXILE TRIBEになること(無理)です、みつまるです。
突然ですが、私はミニマリストを目指す前、ゴリゴリにオタクしておりました。(今もオタクですが)
定期入れに推しの写真を忍ばせ、月に一度のペースでライブに参戦し、「推しに貢ぐ!」という使命感のもとグッズに散財し…
特に2019年は、オタ活に一体いくらつぎ込んだのか考えるのが恐ろしいです。汗
しかし最近はグッズもほとんど買わなくなり、自分が本当に心から好きなことだけに集中してオタ活ができているなと実感しています。
ただいまより、三代目のライブDVDを流しながら宴を開催します🤩🤩 pic.twitter.com/TCl6TRuHgV
— みつまる@ミニマリストを目指すオタク (@32maru00) March 21, 2021
今回は、オタクな私がなぜミニマリストを目指そうと思ったのか、そのきっかけについてお話しします。
ぜひ、最後までお付き合いいただければと思います。
オタクがミニマリストを目指したきっかけ
ミニマリストを知ったのはYouTube
ミニマリストという生き方を知ったきっかけは、とあるYouTube動画を観たことでした。
元々、部屋の片付けや掃除系の動画を見るのが好きだったのですが、たまたま、とあるミニマリストさんの断捨離動画に出会いました。
動画内でその方は、今の自分に不要になったもの、使うかどうか迷ったものを潔く手放していて、率直にすごいと思ったのを覚えています。中にはまだ使えそうなきれいなものや、高そうなガジェット類もありました。
ルームツアーも拝見したのですが、ものがあまりない、がらんとした部屋を見て単純にびっくりしました。
「本当にこんな部屋で生活できるの…?」「不便じゃないのかな…」と。
でも、自分にとって必要最低限のものを持っている、ものが少ないからこそ快適に生活できる、とお話しされていて、「私もこんなお部屋にしたい!」と、ちょっとだけ思ったのを覚えています。
それからは着ない服をメルカリに出したり、使い古したものを捨てたりしていましたが、本当にちょっとずつやっていたので全然ものは減りませんでした…
私とミニマリズムの最初の出会いは、こんな感じです。
グッズをたくさん持ってたけど、モヤモヤ
私はEXILEや三代目が好きで、2019年は月に一度のペースでライブに参戦していました。
金曜日の帰宅後に荷造りして土日で遠征、月曜日からまた仕事…とかも普通にやってました。推しが絡むと疲れを感じなくなります(笑)
元々友達の影響でハマったこともあって、一緒にグッズショップに行ってグッズを大量買いしたり、ライブ会場ではガチャを何回も回したりしていました。
しかし、「推しに貢ぐんだ!」と言って手に入れたグッズたちは、一部を除いてすっかりタンスの肥やしになり、取り出すことは滅多になく…。
心のどこかで、「このグッズたち、どうしようかな…」と思っていましたが、それよりも「推しに貢ぎたい」気持ちのほうが大きく、欲しいと思ったものはほぼ値段を見ずに買っていました(社会人の財力まじこわい)
大きなきっかけはコロナ禍
私が本格的にものを減らし始めたきっかけは、コロナ禍です。
それまでとは生活様式が大きく変わり、ライブに行けなくなってしまいました。有給を取って参戦する予定だったライブが2日前に中止になり、一人涙したのを覚えています…。
そんなとき、大好きな推しのグッズたちを見て、こう思ってしまったのです。
「グッズがあっても、全然ときめかんやん。私はやっぱりライブに行きたい」
そう思い、まずはキーホルダーや缶バッジなどの小物類から手をつけていきました。
最終的にはマフラータオルやフラッグなどもほとんど手放してしまい、今持っているグッズはこれだけです。
(↑これ以外は、玄関に写真を2枚飾っている程度。小物類がかなり減りました)
参考ミニマリストを目指すオタクが残したもの【持ち物紹介】
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ライブグッズを減らせれば、日用品など他のものはわりとすんなり手放すことができました。
個人的に、グッズの次に手強かったのは服です。こちらはまだまだ見直しの余地があると感じています
ミニマリストを目指して気付いた2つのこと
ものを手放す過程において、思い出品や大切なものは最後に取り掛かるべきです。
片づけコンサルタントのこんまりこと近藤麻理恵さんの著書『人生がときめく片づけの魔法』でも、以下のように言われています。
まず、写真などの思い出品は、片づけ初心者が最初に手をつけてもよいシロモノではありません。量が多いうえ、残すか捨てるかを選ぶのがとってもヘビーだからです。
—『人生がときめく片づけの魔法 改訂版』近藤麻理恵著
片づけの順番については、服、本、書類、小物類、そして最後に思い出品に取り掛かると良いと言われています。
つまり、「スムーズに片づけるための、基本の順番」はこう。はじめに衣類、次に本類、書類、小物類、そして最後に思い出品。この順番がベストです。
—『人生がときめく片づけの魔法 改訂版』近藤麻理恵著
ライブグッズが思い出品なのかどうかは微妙ですが、自分にとって大切なものであることを考えると、やはり片づけの最後に取り掛かるべきだったと思います。
片づけの初期段階で思い出品や大切なものに手をつけるのは、初心者ハンターが初期装備でティガレックスに挑むようなもの(どういう例え?笑)
しかし私は、ライブに行けない悲しみと謎の悟りを開いたことにより(?)それまで大切だと思っていたグッズをわりとあっさり手放せてしまいました。
この過程で、気づいたことが2つあります。
ライブが一番好き
昔もライブ最優先気味ではありましたが、改めて自分が一番好きなのはライブに参戦することだと感じました。
推しはパフォーマーなので、ステージ上で踊っている時が一番輝いているのです。EXILEにはまったのも、友達にライブに連れて行ってもらったことがきっかけでした。
これは、コロナ禍でライブが中止になったからこそ気付けたことかもしれません。
SNS映えや見栄でグッズを買っていた側面があった
グッズをぎっしり並べて写真を撮って「◯万円溶かしたったww」とか
ブラインドグッズ(中身がランダムになっている商品)を10個まとめ買いして「推しを自引きした!」など
結局グッズを大量に買っていたのは、SNSにアップしていいねが欲しかっただけなのかもしれない、と気付きました。
もちろん、本当にグッズを集めるのが好きな人もいるでしょうし、大好きなグッズに囲まれることが幸せ、という人もいるでしょう。
でも、私はそうじゃなかった。
実際、せっかく飾ったアクリルスタンドや写真も全くお手入れできず埃をかぶっていたし、飾りきれずにタンスの肥やしになったグッズを前にして「これどうしようかな…」ともやもやしていたのです。
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ミニマリズムに目覚める=自分の本当に大切なことが明確になる
ミニマリストの定義って、すごく難しいですよね。
ただ単にものが少ないだけの人って訳でもないし、ものの数や持ち物は人それぞれ違うし…。
何を以て「ミニマリスト」を定義するのか、個人的には「日本人」を定義するのと同じくらい難しいんじゃないかと思っています。
私は「ミニマリズムに目覚めたのはいつですか?」と聞かれたら、「自分が本当に大切にしたいことが何か分かったとき」と答えます。
ミニマリストってものを減らす人ですが、ちゃんと自分の大切なものは残さなければなりません。
自分にとって大切なこと、好きなこと、集中したいことが分かっていないと、ものを減らすことが目的になってしまい、いつまで経っても捨てるものを探し続けるだけになってしまいます。
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…と、なんだか偉そうなことを言っていますが、私も一番最初はとにかくものを減らすことを第一に考えてきました。
でも明らかに不要なものを手放して、ある程度ものが減ってくると、自然と「自分にとって何が大切なのか」を考えるようになりました。
もちろん人それぞれ違いますし、たくさんあってもいいと思います。それに、時間が経つにつれて変わっていくものでもあります。
今の私がやりたいこと、大切にしたいことは
- 推しのライブに行くこと
- 自分の考えを発信すること
- いつもご機嫌でいること
- 健康に過ごすこと
です。
ライブのチケット代を稼ぐために、たとえ理不尽なことがあっても残業で疲れても、仕事を頑張ります。
小心者なので、自分の考えを発信するのは正直怖いしビビリまくっています。それでもブログやツイッターを続けているのは、発信活動をする中で自分とちゃんと向き合うことができると気づいたからです。
ご機嫌でいるために、好きな服を着てアクセサリーをつけてメイクします。なので、他のミニマリストさんに比べたら服やアクセサリーは多めかもしれません。
普段から規則正しい生活を心がけているのは、健康でないとライブも楽しめないし仕事も頑張れないからです。
このように、自分が大切にしたいこと・やりたいことが明確になると、必要なもの・こと・行動もはっきりしてくるのだと思います
そこに必要ないもの・こと・行動を手放していく。ミニマリスト歴一年半ほどの私ですが、ミニマリズムの本質ってこういうことなんじゃないかなと思っております。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。では!