SNSやYouTubeで「貯金は大切」ってよく言われているけど、なんでだろう?
この記事は、こんな方に向けて書いています。
突然ですが、最近職場の周りの人たちから「お金が全然足りないよ~」という話をよく聞きます。
かくいう私は、ざっくり生活費4年分の貯金をしており、こんな状況でもわりと心にゆとりを持てているほうなのではないかと思います。
「若いうちは貯金なんかせず、どんどんお金を使って経験を積むべき」という意見も一理ありますが、やはりある程度お金を貯めておくことは心の安定のためにも大切。
そこで今回は、私が個人的に「貯金があってよかったな~」と感じたことを3つご紹介します。
おまけとして、貯金をするために大切だと思うことについてもお話ししています。本記事が、みなさまの節約・貯金のモチベーションアップにつながれば幸いです。
貯金があってよかったと感じたこと
急な出費・生活の変化にも慌てない
- 家電が壊れたので買い替えが必要になった
- 虫歯が見つかったのでしばらく治療費がかかる
- 隣人トラブルで引っ越さなければいけなくなった
- 友人たちの結婚式が続きご祝儀が増えた
こういった大きめの出費が突然やってきたときでも、貯金があればある程度余裕を持って対応することができます。
逆に貯金がなく毎月カツカツの生活をしていると、大きめの出費が発生するたびに「お金がない…」と振り回されることになり、心穏やかに過ごせませんよね。
ある程度の貯金をしていれば、急な出費でも工面できるため、悩んだりストレスを抱えたりすることもなくなります。
貯金があればストレスに振り回されることもない
やりたいことにすぐ挑戦できる
「これやってみたい!」と思うものが見つかった時でも、お金がかかるものだと躊躇してしまうことってありますよね。
貯金があれば、いざやりたいことが見つかった時にすぐに行動に移すことができます。
私も先日、通っているダンススタジオの発表会に今年は出てみたい!と思い申込をしました。参加費として数万円必要だったのですが、貯金があったので迷わずポンと出すことができました。⇒ものを手放して、フットワークが軽くなった【新しく挑戦したいことができました】
挑戦したいことが見つかっても、お金の問題であきらめざるをえないという可能性もあります。
せっかく「やってみたい」という気持ちが芽生えたのに、あきらめてしまうのはとてももったいないこと。
人生一度きりなので、後悔しないためにもやりたいことにはどんどん挑戦していくべきだと思います
またその他にも
- どうしても行きたいイベントがある
- 異動(転職)したので職場の近くに引っ越したい
こういった「やりたいこと」や「生活の変化」にも対応していけるので、結果として日々の生活が楽しく、ゆとりあるものになっていくのではないかと思います。
気持ちが楽になる
冒頭でも少しお話ししたとおり、現在ざっと生活費4年分くらいの金額(ぜいたくせず、必要最低限の生活であれば)を貯めこんでいます。
すると「今仕事をやめたとしても、4年くらいはなんとか暮らせる」と考えることができ、気持ち的にとても楽になりました。
貯金がなくその日暮らし的な生活をしていると、「今の仕事・職場をやめたら生活できない…」となるので、しがみつくような形で仕事をすることになり、上司の顔色をうかがったり、間違っていることを間違っていると言えなくなります。
でも「この仕事をやめてもとりあえず数年は大丈夫」と思えていれば、しがみつくような形ではなく前向きに仕事に取り組めるし、上司の顔色をうかがったりせず自分が正しいと思うことをきちんと言えるようになります。
私も少し前に仕事でモヤモヤすることが続いた時期がありましたが、「どうしても嫌になったら辞めよう。数年はとりあえず生活できるし」と考えたら気持ちがものすごく楽になりました。
「この仕事をやめたら生活できなくなる」という後ろ向きな気持ちで仕事に取り組むよりも、「嫌になったらいつでもやめよう」くらいの気持ちでやるほうが、仕事に対する取り組み方も変わって、結果的に楽しくなっていくと個人的には思っています。
【関連記事】ミニマリズムを実践して、仕事に対する考え方が変化した
貯金を増やすために大切なこと
続いて、貯金を増やしていくために大切だと思うことをご紹介していきます。
①収支を把握する
貯金を増やしていくためには、まず現状を把握することが何よりも大切。
そのためにも、まだやっていない方はぜひ家計簿をつけることをオススメします。
私はマネーフォワードMEという家計簿アプリを使って収支・資産の管理をしています。
銀行口座やクレジットカードを紐づけておけば自動で入出金を記録してくれるので、面倒くさがりな私でも家計管理が続けられています!
日々の支出を記録して振り返ることで「これは使いすぎているな」「ここはもうすこし余裕がありそう」などが分かるので、どこを改善すれば貯金に回せるかが見えてきます。
②無駄な出費を洗い出して削る
家計簿をつけて収支を把握したら、支出のなかで「もう少し削れるのではないか」というものを探していきます。
たとえば…
- 食費(飲み物・お菓子代)
- 通信費
- 洋服代
- 各種手数料(ATM・リボ払い等)
飲み物代やお菓子代など、日々のちょこちょこ買いが癖になっている場合は、買ってしまうタイミングなどを考えて対策をすると◎
(通勤時はマイボトルを持参する、仕事後はコンビニに寄らずにまっすぐ帰るなど)
通信費の節約は一度手続きをすれば月数千円の節約になるので、3大キャリアを使用している方はぜひ格安SIMも検討してみてください。
【関連記事】節約・貯金のためにまず見直すべき出費5選【物価高騰に抗え】
ただしあまりに節約節約しすぎると、かえってストレスがたまり気づいたら散財していた…なんてことにもなりかねないので、しっかりとメリハリをつけることが大切です。
私も「最低限の支出に抑える部分」と「お金をしっかり使う部分」をきちんと分けています
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③少しずつでもコツコツ続ける
収支を把握⇒削れる出費を削ったら、少しずつでもいいので毎月一定額をコツコツ貯金していきましょう。
「毎月少しずつでもいいので継続する」というのがポイント。1000円くらいからでもいいので、必ず決まった額を貯金に回すようにします。
「生活費を払った後に余った金額を貯金しよう」だとなかなかお金は貯まらないので、先取貯金が断然オススメです。
最近は、設定しておけば毎月決まった額を貯蓄用口座に移すことができるサービスなどもあるので、そういった便利なツールを利用して「使う前に貯金に回す」習慣をつけていきましょう。
(ちなみに私はつみたてNISAをやっているので、毎月限度額(33,333円)が自動的に積み立てられるように設定をしています)
意志の力に頼るよりも、やらざるをえない仕組みを作ってしまうほうが楽
少額からでも貯金を始めてみると、モチベーションが上がってきて家計の見直しなども繰り返しやるようになり、だんだん貯金に回せる金額が増えていきます。
まとめ:十分な貯金は心の安定につながる
今回は「貯金があってよかったと思ったこと」「貯金を増やすために大切なこと」というテーマで、私なりに考えたことをお話ししました。
貯金があってよかったと思ったこと
- 急な出費・生活の変化にも慌てない
- やりたいことにすぐ挑戦できる
- 気持ちが楽になる
貯金を増やすために大切なこと
- 収支の把握
- 無駄な出費を洗い出して削る
- 少しずつでもコツコツ続ける
実際、私も十分な貯金があることで日々の生活にゆとりが持てています。
もちろん、やりたいことや大好きな推し活を我慢していては本末転倒なので、そこはうまくメリハリをつけつつこれからも貯金を頑張っていきたいと思います。
本記事が、みなさまの節約・貯金のモチベーションアップにつながれば嬉しいです。
では!