必要最低限のもので生活するミニマリストは、ものを増やしすぎないためにどんなことに気を付けているんだろう?
この記事は、こんな方に向けて書いています。
数年前にミニマリズムを考え方を生活に取り入れ始めてから、いろいろなものを手放し、身軽な生活を送っています。
捨て活を始めたばかりの頃はとにかく「手放すこと」にフォーカスしていたのですが、ある程度身軽になった現在では、どちらかといえば「ものを増やしすぎない」ことを気を付けています。
そこで今回は、一人暮らしミニマリストがものを増やさないために意識していること、習慣についてご紹介します。
ぜひ、みなさまの日々の生活の参考になればと思います。
ものを増やしすぎないためにやっていること
使い切る
消耗品はもちろんですが、そうでないものであってもできるだけ「使い切ってから手放す」ことを意識しています。
例えばこんな感じ。
- 使い古した靴下やタオルは小さく切って掃除用に
- 食品保存用のジップロックは洗って再利用、最後は生ゴミの袋にして捨てる
- 食器拭き用キッチンペーパーは洗って2~3回使用、最後はシンクとガスコンロ掃除に使って捨てる
▼キッチンペーパーはこちらを愛用しています
主にキッチン周りや掃除に関するものが多いですが、最後まで使い切ってから手放せるとちょっとした達成感もあります。
友人に話したら「貧乏性」と言われました(笑)
今あるものを「使い切る」ようにすると、新たに掃除用品を購入したりゴミ袋を買ったりしなくてよくなるので、節約にもつながります。
▼こちらの本がとても参考になります
すでに持っているものでなんとかしてみる
生活していく上で不便なことがあったり、困ったことがあったとき、まずは「今あるものでなんとかできないか」と考えるようにしています。
(緊急時やよほど深刻なときは除きます)
すると、わざわざ「専用品」を買わなくてもあるものでなんとかなる場合がとても多いのです。
例えば…
- メイクブラシやスポンジをハンドソープで洗ってみる
- トイレ掃除はビニール手袋をしてスポンジでする(トイレブラシは持たない)
- カレーやパスタを丼ぶりで食べる
- 保存容器(タッパー)を弁当箱として使う(お箸も家用のものをアルミホイルに包んで持って行く)
このように、「専用品」をわざわざ買わなくても代用品でなんとかなる場合はたくさんあります。
常識やこだわりを一度疑ってみることが大切
「これって○○で代用できないだろうか?」と、いろいろ考えて試行錯誤してみるのも単純に楽しいです。
▼こちらの本が参考になります
同じ用途のものは一つにしぼる
同じ用途のものは原則ひとつまで持つことにして、2つ以上あるときはどちらかを手放すようにしています。
例えばこんな感じ。
- 床掃除グッズはクイックルワイパーのみ(掃除機は手放し)
一人暮らしでそれほど部屋も広くないので、クイックルワイパーで十分間に合っています - 食器は一種類につき一つずつ
ただし使用頻度の高い小鉢やお箸、ティースプーンは2つ持っています - 靴やカバンは一用途ひとつまで
仕事用・休日用・冠婚葬祭用など各用途一つまでにしています
▼掃除グッズはこちらで詳しく紹介しています
お気に入りの食器をそろえたことで、より自炊が楽しくなりました
お気に入りのカバンと靴
ファッションアイテムに関しては、一用途一つに決めておくことで迷いなくいつでもお気に入りを使うことができます。
【関連記事】物欲が止まらないのは「自分の中での一番」が見つかっていないからではないか
欲しいと思っても一旦寝かせる
「欲しい!」と思ったものがあっても、その場で衝動的に買うのではなく一旦寝かせるようにしています。
私も「欲しいと思ったら一旦寝かせる」ことを実践するようになったことで、お買い物の失敗が格段に減りました。
いろいろ考えすぎてしまって買い物にやたら時間がかかるし、結局買わないみたいなことも多いですが…。
本当に必要なものはすべて持っているということなのかもしれませんね。
先日も春用トップスが欲しくてショッピングモールに行ったのですが、こだわりが強すぎて「これだ!」と思うものが見つからず、結局何も買わずに帰りました。
でも、そこで妥協して買っていたらのちのち着なくなって手放す…となっていたかもと考えると、何も買わなくてよかったのかなあと思います。
欲しいと思っても、ある程度時間が経つと「あんなに欲しかったのに、今見るとそうでもないかも…?」となることは非常に多いです。
新しいものが欲しくなる時というのはだいたいパターンが決まっていて
- セールや値下げに飛びついてしまう
- ストレス発散のための買い物
- 周りに流される・見栄
- 非日常(イベントや旅行など)でテンションが上がって思考停止
私はこの4パターンのどれかで、無駄なものを買って浪費してしまうことが多かったです…。
【関連記事】ミニマリストが失敗した買い物を暴露します【原因と今後の買い物習慣】
「自分はどんなときに無駄な買い物をしてしまいがちか?」を振り返って対策することで、浪費を減らすことに繋がります。
浮いた分を好きなことや趣味に使えば、幸福度もアップします
▼こちらもチェック
まとめ:「手放す」よりも「増やさない」が大切
今回は、一人暮らしミニマリストが実践している「ものを増やさないための工夫」についてご紹介しました。
ものを手放して身軽なライフスタイルになることはとても良いことですが、手放したそのあとに「増やしすぎないこと」の方が大切だと思っています。
手放してはまた買い、そしてまた手放す…というループだと、捨てる手間と時間がもったいないし、お財布にも優しくないですよね。
そうならないためにも、一度身軽な生活になったら今度は「ものを増やしすぎない」ことを意識していくようにしましょう。
私も必要最低限を意識しつつ、趣味のものや生活が快適になるものはよく見極めて増やすようにしています
本記事が、何か参考になれば幸いです。
では!
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