断捨離をしてスッキリした部屋にしたいんだけど、ものを捨てようとすると罪悪感があってなかなか進まない…
この記事は、こんな方に向けて書いています。
私は数年前にミニマリズムの価値観を知り、これまで服や本、オタクグッズなど、いろいろなものを手放してきました。
- 壊れた家電
- 毛玉だらけの服
- ごわごわになったタオル
こういったものは、すんなり手放すことができました。
逆に
- 使っていない食器
- 一度も着ていない服
- もらったけど趣味に合わない雑貨類
こういったものは、捨てようとすると罪悪感という名の壁に阻まれました。
そこで今回は、ものを捨てようとするときに罪悪感を感じてしまう原因と、その対処法について考えてみました。
お部屋の片づけをしている方、なかなかものが捨てられなくて困っている方は、ぜひ最後までお付き合いいただければと思います。
ものを捨てるときに罪悪感を感じる原因
ものを捨てるときに感じる罪悪感の原因は、大きく分けて3つあると思います。
罪悪感の原因
- まだ使えるものだから
- もらいものだから
- 食べ物を無駄にしてしまったから
まだ使えるものだから
- 一度も着ていない服
- 割れていない食器
- きちんと動く家電
こういったものを手放そうとすると、どうしても「もったいない」という気持ちが生まれてしまい、なかなか手放せない方も多いのではないでしょうか。
客観的に見るとまだ「使える」ものだけど、自分にとっては「使わない」ものだからこそ、「もったいない」という感情が生まれてしまい捨てづらくなるのだと思います。
【関連記事】ネット通販で服を買ったときの失敗談と、私がしている対策を紹介
もらいものだから
- プレゼントされたものの趣味に合わない雑貨類
- 結婚式などの引き出物
プレゼントでもらったものの、自分の趣味に合わなかったり必要のないものだったりすることもありますよね。
そういったものを手放そうとすると「プレゼントしてくれた人の気持ちを無下にしているんじゃないか…」と考えてしまい、罪悪感を感じてしまいます。
食べ物を無駄にしてしまったから
- 賞味期限切れの食品や調味料
- 傷んでしまったもの
「食べ物を粗末にしてはいけない」と教わってきた人が多いかと思います。
よって、食べられるはずだったものを処分しなければならないことに罪悪感を覚える人が多いのではないでしょうか。
ものを捨てるときの罪悪感の解消法
続いて、ものを捨てるときの罪悪感を少しでも減らす方法をご紹介します。
部屋をスッキリさせたい方、なかなかものが捨てられない方はぜひ参考にしていただければと思います。
私自身、これらの方法を実践しながらものを減らしてきました
他の人に使ってもらう
「まだ使える」けど自分は使わないのなら、他の必要としている人に使ってもらうのが一番です。
昔に比べて、今は不用品を他の人に売る・譲ることが簡単にできます。
- 買取に出す
- フリマアプリで売る
- 寄付する
- 譲る(ジモティなどを利用)
ここに挙げたのは一部ですが、「捨てる」以外にもものを手放す手段は意外とたくさんありますよね。
私がこれまで「捨てづらいなあ…」と思ったものの手放し方を一部ご紹介します。
捨てづらいものの手放し方
- 服
きれいなものや売れそうなものは、メルカリで売ったりブックオフの買取に出したりしました。
着古したもの・元値が安く売れないものは、ユニクロ・GU・ZARAなどの無料回収ボックスへ持ち込みました。
【参考記事】着なくなった服はどうする?→無料回収に出すのが楽なのでおすすめ - 書籍
はじめはメルカリでちまちま売っていましたが、大量すぎたためブックオフでまとめて買い取ってもらいました。
【参考記事】断捨離でメルカリを使うデメリットは?断捨離にフリマアプリをおすすめしない理由 - 使わない商品券・余った年賀状
Pollet(ポレット)の「金券・外貨チャージ」というサービスを利用して買い取ってもらいました。買取金額はPollet残高としてチャージされ、銀行口座へ出金することができます。
【参考記事】家に眠った金券や外貨はPolletにチャージが便利。やり方と注意点まとめ
このように、私はものを手放すときなるべく「ゴミとして捨てる」以外の方法をとるようにしています。
ゴミも罪悪感も減らせるので一石二鳥!
やはり「次に使ってくれる人がいる」「必要としている人がいる」と思うと手放しのハードルがぐっと下がります。
▼こちらもチェック
プレゼントは送り主の「気持ち」に感謝する
人に何かをプレゼントするのって、「これをあの人にあげたいから」という場合もありますが、それよりも「喜んでほしいから」という気持ちのほうが大きいと思います。
だからプレゼントそのものを手放したところで、送り主の気持ちを無下にしていることにはならないです。
また、プレゼントはもらった時点で自分のものになっているわけで、極端に言えば「自分のものをどうしようがその人の勝手」ですよね。
自分が何かをプレゼントしたとして、自分の目に見えるところで使われていなくても、別に何とも思わなくないですか?
プレゼントは、ものそのものよりも「選んで贈ってくれた送り主の気持ち」に感謝して、使わなければ手放してもいいと思います。
【参考記事】ミニマリストへのプレゼントは何がおすすめ?
失敗をもとに今後の行動を見直す
- 食品を使い切れず傷ませてしまった
- セールにつられて買った服だけど、一度も着なかった
こういったものを手放すときに感じる罪悪感を消すには、今後の買い物習慣を見直していくしかありません。
こういった失敗は誰にでもあることなので、次に活かせば大丈夫。
【参考記事】ミニマリストが失敗した買い物を暴露します【原因と今後の買い物習慣】
対策として私がやっているのは、以下のようなことです。
- 食品の買い出しは曜日を決めて、ストックは最小限に
スーパーに行くのは毎週日曜日と決めて一週間分まとめ買いし、買ったものでやりくりするようにしています。
食品ロスも出ないし、節約にもなって一石二鳥です。
【関連記事】一人暮らしの食費を月2万円に収める5つの方法
- 服はシーズン前に買い足し、セールでは買わない
シーズン終わりのセール期間には、服は買わないようにしています。(着られる期間が短いし、来シーズンも着たいかどうか分からないため)
服はシーズン前に、定価で1~2着を買い足す程度にとどまっています。
むしろ罪悪感は感じたほうがいい
お片付けの初期段階では、むしろものを捨てるときの罪悪感はあったほうがいいのでは、と思います。
そのほうが、今後ものを買うときによく考えるようになりますし、結果として無駄なものが減っていきます。
▼大量のアイシャドウを手放した話
罪悪感にまみれながらお片付けをするのはしんどいかもしれませんが、むしろ罪悪感はたっぷりと感じておいてください(笑)
きっと「今後の行動を変えよう」という気持ちが生まれると思います。
まとめ:捨てるときに罪悪感を感じることで、今度の行動を変えることにつながる
今回はものを捨てるときに罪悪感を感じる原因と、その解消方法について考えてみました。
個人的には、お片付けの初期段階では罪悪感はあったほうがいいと思っています。
少し荒療治的な方法にはなってしまいますが、罪悪感と戦いながらお片付けを頑張ることで、結果的に無駄なものが入ってくるのを阻止することができます。
私も自分の生活を今一度見直して、必要なもの・不要なものをよく見極めてお買い物や手放しをしていきたいと改めて思いました。
本記事が、みなさまのお片付けやお買い物習慣の見直しの参考になれば幸いです。
では!
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