ものを捨てるときに罪悪感があって進まない。原因と対処法を考えてみた

2021年2月23日

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スッキリした部屋にしたいんだけど、ものを捨てようとすると罪悪感があってなかなか進まない…

この記事は、こんな方に向けて書いています。

私は数年前にミニマリズムの価値観を知り、これまで服や本、オタクグッズなど、いろいろなものを手放してきました。

  • 壊れた家電
  • 毛玉だらけの服
  • ごわごわになったタオル

こういったものは、すんなり手放すことができましたが

  • 使っていない食器
  • 一度も着ていない服
  • もらったけど趣味に合わない雑貨類

こういったものは、捨てようとすると罪悪感という名の壁に阻まれました。

すっきりした空間を求めてお片付けをしていると、しばしばこの「罪悪感」に襲われることがあるのではないかと思います。

そこで今回は、ものを捨てようとするときに罪悪感を感じてしまう原因と、その対処法について考えてみました。

ものを捨てるときに罪悪感を感じる原因

ものを捨てるときに罪悪感を感じる原因

ものを捨てるときに感じる罪悪感の原因は、大きく分けて3つあると思います。

罪悪感の原因

  • まだ使えるものだから
  • もらいものだから
  • 食べ物を無駄にしてしまったから

まだ使えるものだから

  • 一度も着ていない服
  • 割れていない食器
  • きちんと動く家電

こういったものを手放そうとすると、どうしても「もったいない」という気持ちが生まれてしまい、なかなか手放せない方も多いのではないでしょうか。

客観的に見るとまだ「使える」ものだけど、自分にとっては「使わない」ものだからこそ、「もったいない」という感情が生まれてしまい捨てづらくなるのだと思います。

私も昔はファストファッションで買ったものの一度も着ていない服が大量にあり、売るわけにもいかず(売れない)「どうしようかな…」と途方に暮れていました。
着ていない服を大量に手放した後は、服を買い足すときは試着したり手持ちアイテムとの組み合わせを考えたりと、かなり慎重に買い物するようになりました。

もらいものだから

  • プレゼントされたものの趣味に合わない雑貨類
  • 結婚式などの引き出物

プレゼントでもらったものの、自分の趣味に合わなかったり必要のないものだったりすることもありますよね。

そういったものを手放そうとすると「プレゼントしてくれた人の気持ちを無下にしているんじゃないか…」と考えてしまい、罪悪感を感じてしまいます。

私もプレゼントでもらったものの「正直使わない…」というものは、手放す決断をするのにかなり時間がかかりました。

食べ物を無駄にしてしまったから

  • 賞味期限切れの食品や調味料
  • 傷んでしまったもの

「食べ物を粗末にしてはいけない」と教わってきた人が多いかと思います。

よって、食べられるはずだったものを処分しなければならないことに罪悪感を覚える人が多いのではないでしょうか。

とはいえ、傷んでしまったものは取っておいても仕方ないので結局捨てるしかないのですが…
私の場合、自分の鼻と舌を信じているので(?)賞味期限切れは大丈夫そうなら食べてしまうことが多いです。

ものを捨てるときの罪悪感の解消法

ものを捨てるときの罪悪感の解消法

続いて、ものを捨てるときの罪悪感を少しでも減らす方法をご紹介します。

みつまる

私自身、これらの方法を実践しながらものを減らしてきました

他の人に使ってもらう

「まだ使える」けど自分は使わないのなら、他の必要としている人に使ってもらうのが一番。

昔に比べて、今は不用品を他の人に売る・譲ることが簡単にできる時代です。

  • 買取に出す
  • フリマアプリで売る
  • 寄付する
  • 譲る(ジモティなどを利用)

ここに挙げたのは一部ですが、「捨てる」以外にもものを手放す手段は意外とたくさんありますよね。

私がこれまで「捨てづらいなあ…」と思ったものの手放し方を一部ご紹介します。

▶服

きれいなものや売れそうなものは、メルカリで売ったりブックオフの買取に出したりしました。

着古したもの・元値が安く売れないものは、ユニクロ・GU・ZARAなどの無料回収ボックスへ持ち込むようにしています。

【参考記事】着なくなった服はどうする?→無料回収に出すのが楽なのでおすすめ

▶書籍

はじめはメルカリでちまちま売っていましたが、大量すぎたためブックオフでまとめて買い取ってもらいました。

【参考記事】捨て活でメルカリを使うデメリットは?捨て活にフリマアプリをおすすめしない理由

▶使わない商品券や余った年賀状

Pollet(ポレット)の「金券・外貨チャージ」というサービスを利用して買い取ってもらいました。

買取金額はPollet残高としてチャージされ、銀行口座へ出金することができます。

【参考記事】家に眠った金券や外貨はPolletにチャージが便利。やり方と注意点まとめ

このように、私はものを手放すときなるべく「ゴミとして捨てる」以外の方法をとるようにしています。

みつまる

ゴミも罪悪感も減らせるので一石二鳥!

「次に使ってくれる人がいる」「必要としている人がいる」と思うと、手放しのハードルがぐっと下がる気がします。

プレゼントは送り主の「気持ち」に感謝する

人に何かをプレゼントするのって、「これをあの人にあげたいから」という場合もありますが、それよりも「喜んでほしいから」という気持ちのほうが大きいと思います。

プレゼントを受け取って「ありがとう」とお礼を言った時点で、くれた人の気持ちは受け取っているはず。

だからプレゼントそのものを手放したところで、送り主の気持ちを無下にしていることにはならないです。

また、プレゼントはもらった時点で自分のものになっているわけで、極端に言えば「自分のものをどうしようがその人の勝手」ですよね。

みつまる

自分が何かをプレゼントしたとして、自分の目に見えるところで使われていなくても、別に何とも思わなくないですか?

プレゼントは、ものそのものよりも「選んで贈ってくれた送り主の気持ち」に感謝して、使わなければ手放してもいいと思います。

私も昔、友人知人へのプレゼントはマグカップやハンドタオルなどの雑貨類を選びがちでした。
しかし自分がそういったプレゼントされた雑貨類の処分に苦労した経験から、最近は食べ物や飲み物、ギフトカードやハンドクリームなどいわゆる「消えもの」を選ぶようにしています。

失敗をもとに今後の行動を見直す

  • 食品を使い切れず傷ませてしまった
  • セールにつられて買った服だけど、一度も着なかった

こういったものを手放すときに感じる罪悪感を消すには、今後の買い物習慣を見直していくしかありません。

こういった失敗は誰にでもあることなので、次に活かせば大丈夫。

私も、親から送ってもらった食品をしまいこんで期限切れにしたり、ちょっと気になっていた服を〇%OFFにつられて購入したものの結局一度も着なかったり…「もったいない」と思いながら手放した経験は数えきれないほどあります。

対策として私がやっているのは、次のようなことです。

食品の買い出しは曜日を決めて、ストックは最小限に

スーパーに行くのは毎週日曜日と決めて一週間分まとめ買いし、買ったものでやりくりするようにしています。

食品ロスも出ないし、節約にもなって一石二鳥。

【関連記事】一人暮らしの食費を月2万円に収める5つの方法

服はシーズン前に買い足し、セールでは買わない

シーズン終わりのセール期間には、服は買わないようにしています。(着られる期間が短いし、来シーズンも着たいかどうか分からないため)

服はシーズン前に、定価で1~2着を買い足す程度にとどまっています。

むしろ罪悪感は感じたほうがいい

お片付けの初期段階では、むしろものを捨てるときの罪悪感はしっかり感じたほうがいいと思います。

そのほうが、今後ものを買うときによく考えるようになりますし、結果として無駄なものが減っていきます。

私も昔、大量のマニキュアやコスメを泣く泣く手放しました…。
それ以来「たくさん持ちすぎていても結局使い切れない」ということが分かったので、最低限のみ買うようになりました。

罪悪感にまみれながらお片付けをするのはしんどいかもしれませんが、むしろ罪悪感はたっぷりと感じておいてください。

きっと「今後の行動を変えよう」という気持ちが生まれるはずです。

まとめ:罪悪感を感じることで、今度の行動が変わる

まとめ:罪悪感を感じることで、今度の行動が変わる

今回はものを捨てるときに罪悪感を感じる原因と、その解消方法について考えてみました。

個人的には、片付けの初期段階では罪悪感をしっかり感じた方がいいと思っています。

買ったのに全く使っていないものや、食べないまま傷んでしまった食品を捨てるときに何も感じない人は、きっと同じ失敗を繰り返してしまいます…。

少し荒療治的な方法になってしまいますが、罪悪感と戦いながらお片付けを頑張ることで、結果的に無駄なものが入ってくるのを阻止することができます。

私も自分の生活を今一度見直して、必要なもの・不要なものをよく見極めてお買い物や手放しをしていきたいと改めて思いました。


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